メデューサとは、仮面ライダーウィザードに登場する幹部怪人である。
劇中での人間時の姿と変身時の声は中山絵梨奈が、怪人態のスーツアクターはおぐらとしひろが演じる。
古の化物であるメドゥーサ・ゴーゴンをモチーフとした女性型ファントム。
戦闘面でも髪の蛇を自由自在に操ってウィザードと戦う。原典の特徴である石化能力も持っているが作中ではほとんど使用しておらず、蛇を使っての拘束・魔力吸収やアロガントと呼ばれる杖を使っての魔法攻撃を得意とする。戦闘能力はユウゴ/フェニックスより高く、粗暴なフェニックスに比べ冷静というかむしろ冷酷で残忍。
フェニックスと同じく上級ファントムの一体であり、第1話から悪側のキーパーソンとして描かれる。大ボスであるワイズマンには極めて忠実で、ワイズマンの意思に従いゲート(ファントムを産み出す素質を持った人間)を絶望させて新たなファントムを産み出すことが彼女の目的である。ゲートとなる人間を識別する能力を持っているが自ら出撃することは少なく、専ら怪人にあたる下級ファントムやグールにゲートを襲わせることがほとんどだがその度に”指輪の魔法使い”こと仮面ライダーウィザード(操真晴人)の妨害に遭っている。
ワイズマンとグレムリンが接触して以降はグレムリンの指揮下に置かれる形となる。グレムリンとはそりが合わなかったがワイズマンへの忠誠は揺らぐことはなく、これ以降もファントム生産に精を出していた。
彼女自身もともとはゲートで、操真晴人やフェニックスら同様、日食の日に行われた儀式「サバト」に参加させられた人間の一人。この儀式によって人間としての命を失い、ファントムとして生まれ変わった。「ミサ」の名は人間の頃から引き継いだものだが心は既にファントムに取って代わられている。人間態での姿も生前からのものだが、仁藤攻介をして「カワイコちゃん」と言わせるほどの美少女。
第26話で彼女の双子の妹である稲森真由が登場し、人間としての名は「稲森美沙」であることが判明。2人の両親はファントム化直後にメデューサの手にかかっているが、真由はこの時留学中であり難を逃れていた。真由もまた姉同様ゲートであることが判明したためメデューサは姉の姿を利用して絶望させにかかるが、真由が絶望の淵でファントムを押さえ込んだことによって魔法使いとして覚醒してしまい失敗。真由は白い魔法使いの助力を受けて仮面ライダーメイジとなり、家族の仇であるメデューサは以後彼女に狙われることとなる。
第47話でメイジと再び対決。ほぼ互角の戦いを繰り広げるが、メイジのホーリーウィザードリングによる攻撃と魔法弾の相打ちで双方大ダメージを負ってしまう。辛くも立ち上がったメデューサだったが、背後から現れたワイズマンの刃に貫かれ、これが致命傷となった。彼女を用済みと切り捨て、自らの正体を明かすワイズマンの前にメデューサは現実を認められず号泣し、ワイズマンにすがりついたまま灰となって消滅していった。
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最終更新:2025/12/06(土) 05:00
最終更新:2025/12/06(土) 05:00
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