メスガキ粉砕機とは、遊戯王OCGの「ウィッチクラフト」で用いられる戦術の俗称である。
後述するが、「メスガキを粉砕する機械」ではなく、「メスガキを使って粉砕機を何度も回す戦術」である。
遊戯王OCGのカテゴリの一つ「ウィッチクラフト」は可愛らしい魔法使い族の少女たちで構成されておりイラスト面でも人気の高いカテゴリである。そして、彼女らの関連魔法カードには「墓地にある場合自分のエンドフェイズに手札に戻る」共通効果が備わっている。メスガキ粉砕機は、この「ウィッチクラフト」魔法カードの効果を活用し、手札の魔法カード1枚を捨てることで相手ライフに500ダメージを与える永続罠カード「零式魔導粉砕機」と組み合わせてバーンダメージで勝利する戦術を指す。
「零式魔導粉砕機」は1ターンの使用制限がないため、同一チェーンで何度でも使用可能。例として手札に「ウィッチクラフト」魔法カード5枚あれば墓地との往復で5000ダメージ。「悪夢の拷問部屋」等と組み合わせれば更に追加ダメージが発生し1ターンキルも狙える圏内である。
しかし、昨今の高速環境では「ウィッチクラフト」のカテゴリ自体が展開の遅さと手札事故が懸念される上に、「零式魔導粉砕機」もサーチ手段に乏しく罠カード故に速攻性も欠けているなど弱点は多い。ガチ対戦で成功させることは相当難しい上に運も絡んでくる。
この戦術が最も有効活用できるのは『デュエルリンクス』。リアルのOCGや『マスターデュエル』と異なりライフポイント4000、デッキ枚数20~30のため、初手でキーカードの「零式魔導粉砕機」を引けば、1ターンキルを容易に狙える。実際に多くのリンクスプレイヤーでこの戦術は流行し環境にも影響を与えた結果、2020年7月21日のリミットレギュレーションで「零式魔導粉砕機」がリミット1の制限指定となった。
なお、メスガキ粉砕機の呼称は「ウィッチクラフトマスター・ヴェール」の表情がいかにも小悪魔染みたメスガキのイメージを連想させることから浸透していった模様。そして、字面から誤解されがちだが、この戦術でメスガキもとい「ウィッチクラフト」のモンスターが粉砕されるわけではなく砕かれるのは魔法であり、役割的に彼女たちは盤面と粉砕機をコントロールする側である。ただし、それでもメスガキという呼び名自体を好まない決闘者もいるため使う相手や場所には注意されたし。
掲示板
16 ななしのよっしん
2025/05/29(木) 01:17:08 ID: jHNHsmIhRH
実用性より字面の面白さがポイントの単語
わくわくアーゼウスと同じタイプ
17 ななしのよっしん
2025/06/07(土) 14:36:36 ID: yfXM6NesQr
>>9
おそらくは「ワンターンキル」と「ワンショットキル」の違いを理解してないことによる弊害だろうな
記事を「ワンショットキル」だと考えれば理解できないこともない(そもそも粉砕機が罠カードだから絶対に「ワンターンキル」はできないしな)
即ち、初手で下級ウィッチクラフト共通効果から場持ちの良いヴェールをSSしたり等、普通のウィッチクラフトデッキだと思わせながらキーカードを呼び込んだりして準備しつつ、準備ができ次第事前に伏せた粉砕機発動からの射出!エンドフェイズで回収して再度射出!の流れをすれば
8000÷500ダメージ÷2回射出=8枚のウィッチクラフト魔法カードがあるか、4枚のウィッチクラフト魔法カードと拷問部屋で「ワンショットキル」ができるということを言いたいだけだろう(ただし、ウィッチクラフト魔法カードは速攻魔法合わせても7種類と永続魔法2種類しか無いし、そもそも手札の枚数制限があるため、拷問部屋等のブースト無しでのワンショットキルは事実上不可能)
勿論そのためには多大な準備が必要なので「モンスター
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
18 ななしのよっしん
2025/08/15(金) 22:18:59 ID: r4FFRuCr2U
なんで魔法カードはウィッチクラフト魔法のみしか使えないことになってるんだ?
当時のリンクスだとウィッチクラフト魔法3枚+適当な魔法2枚で1キルだし王家の神殿で先行ワンキルもできる(マスターデュエルでも同じくできる)
リンクスはスキルもあるから魔法の回収やリスタートができることもあって先行ワンキルとしてはそれなりに成功率したから粉砕機が制限されたんだぞ
(元々粉砕機は1枚しか入らなかったけどシンクロキャンセルと併用できないようにしたんじゃなかったかな)
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/20(土) 15:00
最終更新:2025/12/20(土) 15:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。