モテる女子力を磨くための4つの心得とは (スクイヨウガナイとは) [単語記事]

モテる女子力を磨くための4つの心得とは、女性向けのメディアで発せられた大誤報である。またそれに関連した動画につけられるタグ。

概要

誤報の発信源は、女性向けのweb マガジン pouch。記事を書いたのは、恋愛コラム担当のエビオス嬢。趣旨としては「こうすれば男性にモテる」という女性の言動及び心得を伝えるつもりだった、ようだ。ところが提示された心得があまりにも痛い内容であったことから、「どこがモテるんだ」「それをマジにやる女がいたらキモい」といった拒否反応が男性側から示された。実行する女性はいないと思うが、絶対にマネをしてはいけない。

漫画やアニメの美少女キャラの言動を真似したようにも思えるが、冷静に考えてこんなことをやるキャラは二次元でも痛い奴だろう。後述するように二次元キャラで検証しても、やはり痛い言動となってしまっている。

心得

合コンや飲み会に二～三世代前の携帯電話を持っていく
1. そしてさりげなく携帯をいじって、「あ～もぅ、この携帯マジでチョーでむかつくんですけどぉ～」と言ってみる。男性が話しかけてきたらここぞとばかりに携帯に対する無知さをアピールし、携帯の使いにくさに「ぷんぷくり～ん」と怒ってみる。男性が「新しいのに買えないの？」と聞いてきたら、買い物に付き合ってくれるよう誘導する。そうすればデートに持ち込める、らしい。
  1. こういう態度はマジでチョーむかつくんですけどぉ～。ぷんぷくり～ん。
twitterで「><」を多用する
1. こういうのを使うと男性が可愛いと思ってくれる、と記者は主張している。同性からは嫌われるけど、気にせずにやり通したほうが良いらしい。
  1. 男性からも嫌われます><
男性の話に「えー！何それ知りたい知りたい！」とアピールする
1. 男性の趣味や自慢話は女性にとって興味が無いことばかり。だがそこをあえて上記のような態度をすることで、男性に色々話させることで優越感に浸らせ、自分を売り込むとか。「相手に関心を示す」という対話方法は、営業などでも用いられることではあるが…。さらに「キュンキュンキュン」と言って、「私のハードディスクに記録されているのであります ☆」とアピールするとのこと。
  1. 僕のノートン先生が削除しました。
レストランでは「オムライスを食べられない女」を演じる
1. オムライスが出てきたら「あ～ん！これ食べられないんですよね～」と言ってみる。男性に理由を聞かれたら、「嫌いじゃないし食べたいけど食べられないんですよ～」と言い、「だって卵割ったらヒヨコが死んじゃうじゃないですかぁ～生まれてこれなくて可哀相」と理由を述べ、身を震わせる。そうすると男性が「この子はなんて優しい子なんだ」と思ってくれるそうだ。
  1. 可哀相に、君はなんで生まれてきたんだ。

要するに「バカな女を演じれば、男は気分を良くして食いつく」ということらしい。確かにそういう面も無いわけではないが、やり方があまりにもおかしい。「自宅に湯沸かし器を付けたい」→「加圧水型軽水炉」という流れはありえないだろう。それと同じこと。

検証

ただイケと同じように「俺の嫁でやったら実は可愛いんじゃね？」という考えを持つ人たちがおり、実際に検証した動画がうｐされている。結論を言えば「お前らの嫁だろ、早くなんとかしろよ」である。こんなことをやる奴は、俺の嫁じゃない。

続編：泥酔お漏らし女子でモテモテ

「今世間では、お漏らしプレイをする女子が人気らしいな！」

「またとんでもないデマを拾ってきたな…」

「あら、お漏らしプレイなら、私はしょっちゅうしているけど」

「さっさとトイレ行けよ」

というのはさて置き、続編もまたとんでもないデマであった。なんだよ、トイレ行く途中でお漏らしで甘いひと時とか。
一応ソース貼っとく：合コンで男を落とす6つのテクニック / 泥酔おもらし女子で高レベルな恋愛を

女性の皆さんへ

恋愛に限らず、相手の関心や好意を引くのに重要なのは共感だといわれています。共感とは「ぷんぷくり～ん」とか「キュンキュンキュン」とか「ヒヨコピヨピヨ」といった無理なアピールではなく、常識に基づいて相手の言葉に耳を傾けること。自分の一方的なアピールを相手に押し付けたり、相手を端からバカにして「こうしとけば良いんだろ」という態度は、多くの場合は相手に見透かされてしまいます。
万が一それで相手がそれに食いついても、根っこの部分では相手をバカにしているわけですから、いつかボロが出て上手くいかなくなるでしょう。