ライアン・マツモトとは、アニメ『翠星のガルガンティア』の登場人物である。CV:竹内良太
マツモトさん「話をしよう。あれは今から36万…いや、1万4000年前だったか?
まぁいい、私にとってはつい昨日の出来事だが、君たちにとっては多分『明日の』出来事だ」
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※※注意※※ この記事には作品の核心に関するネタバレが含まれています。 |
第9話「深海の秘密」にて、主人公レドがクジライカの守る海底遺跡で発見した映像記録に登場。第五次氷河期ごろ(本作の時間軸から推定で数万年以上前)の人物。姓から先祖は日系とおもわれるが、見た目は白人系の爽やかなナイスガイ。
この記録により、人類銀河同盟の敵ヒディアーズ(≒地球のクジライカ)は、正体不明の怪物などではなく、氷河期を生き残るために地球人類のイボルバー(進化派)と呼ばれる集団が生体工学とナノマシンにより「進化」した生物と判明した。また、人類銀河同盟とヒディアーズの戦争は、当時のコンチネンタル・ユニオンとイボルバーの戦争に端を発するものであった。
そしてそのイボルバーの人類進化実験に、はじめて志願したのがライアン・マツモトである。映像記録および第9話全体に流れる重苦しい雰囲気に反し、終始にこやかな笑顔で進化形態への期待を述べるマツモトさん。ところが次のシーンで、海中を「巨大イカの口(触手の中心部)にマツモトさんの顔がそのまま移植された生物」が泳ぐコラ動画のような映像が流れ、視聴者に巨大な笑撃衝撃を与えた。
また、海中遊泳のシーンでは、それまで笑顔だったマツモトさんが呆然とした表情になっている。人類史初となるミッションに緊張したのか、それともイカ姿に不満だったのかは不明。続く宇宙空間での第二次実験では、吹っ切れたのか、それとも宇宙バージョンの形態がイカよりは格好良いのに満足したのかは不明であるが、前の実験とは異なる毅然としたスマイルで生身のまま宇宙を遊泳する様が見られる。
イボルバー(ヒディアーズ)が、原始的なヒトの形態にこだわった人類銀河同盟より繁栄している状勢を見ると、マツモトさんの人体実験は人類の進化への偉大な一歩であったといえよう(…が、第10話で機械のチェインバーには全否定されている)。少なくとも当初の研究計画では、イボルバーは恒星間航行にも耐え得る寿命を持っているらしいが、レドの時代でのマツモトさんの生死は不明。
妻はエイダ・マツモト(CV:櫻井浩美)。娘はElaine Matsumoto(CV:ノンクレジット)で、映像記録には、技術の進歩によりライアン初期型よりスタイリッシュな海中型イボルバーに改造された様子が収録されている(ライアンの娘=Elaineは、公式twitterの発言)。改造前のElaineは見た目がヒロインのエイミーに似ているとも、眼の形がサブヒロインのメルティに似ているとも言われる。映像記録閲覧の後、改造Elaineと同型のイボルバーが、レドの制止を無視したチェインバーにより圧殺され、レドと視聴者にトラウマを残した。
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最終更新:2025/12/16(火) 10:00
最終更新:2025/12/16(火) 09:00
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