レジエレキとは (レジエレキとは) [単語記事]

レジエレキとは、ポケットモンスターに登場するNo.0894のポケモンである。初登場はソード・シールド。

基礎データ
名前	レジエレキ	タイプ	でんき
英語名	Regieleki	高さ	1.2m
分類	エレクトロン	重さ	145.0kg
性別比率	性別不明	特性	トランジスタ
性別比率	性別不明	特性	―
グループ	タマゴみはっけん	隠れ特性	―
孵化歩数	15360歩	捕捉率	3
世代	第8世代	努力値	素早さ+3
進化	進化しない
図鑑データ
全国図鑑	#0894	図鑑の色	黄
ガラル	#200 (カンムリ雪原)	ヒスイ	#―
パルデア	#―

←ザルード　｜　レジドラゴ→

No.0894	レジエレキ
	エレクトロンポケモン
	タイプ	でんき
	高さ	1.2m
	重さ	145.0kg
でんきエネルギーの　かたまり。　からだの　リングを　はずすと　ひめたちからが　ときはなたれるらしい。

種族値　合計580
ＨＰ	攻撃	防御	特攻	特防	素早
80	100	50	100	50	200

図鑑説明

ポケットモンスターソード: でんきエネルギーの　かたまり。　からだの　リングを　はずすと　ひめた　ちからが　ときはなたれるらしい。
ポケットモンスターシールド: ぜんしんが　でんきエネルギーを　つくる　きかん。　ガラルぜんどの　でんきを　つくりだすことができる。

概要

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 https://twitter.com/poke_times/status/1267811473386082305

＼じじ　じじじ／

第8世代の準伝説ポケモン。レジギガス以来14年ぶりに追加された新たなるレジ系かつ、レジドラゴ共々格闘タイプを弱点に持たない初のレジである。
電子を糧としており、体の殆どが電気エネルギーによって形成されている。体の各部にある青い意匠は電気を通さない特殊な器具であり、レジエレキに苦しめられていた人々がその力を制限するために取り付けた拘束具という説もある。
色違いはこの器具が白くなっている。非常に勘違いされやすいが、冠の雪原で初登場するレジエレキ・レジドラゴは色違いブロックルーチンの対象ではないので、1/4096を粘れば色違いが捕まえられる。(他の新登場伝説のポケモンは色違いブロックルーチンの対象)、残念ながらひかるおまもりは効果なし。
入手するためには第3世代のレジ3体を他の遺跡で捕獲後、この3体をパーティに加えた状態で定めの遺跡の扉を調べた後スイッチを操作する必要がある。レジドラゴとの二択であり一度でも戦闘すると再選択は二度と出来なくなるので注意。
専用技「サンダープリズン」は4～5ターンの間敵を拘束する電気特殊技。拘束技の中では威力・命中率ともに高い部類に入る。レジエレキの耐久力はレジ系の中でもぶっちぎりに低く素では半減でも不安が残る討たれ弱さ故拘束を活かした居座りにはあまり向かないが、追加ダメージによる襷潰し等に活用できる。
種族値はレジロックやレジアイス同様「50/50/80/100/100/200」のシャッフルなのだが、レジエレキは200を素早さに割り振られており、デオキシススピードフォルム以来16年ぶりに全ポケモン中最速の座を更新した。その無茶苦茶な素早さの高さは界隈に衝撃を与え、「冠の雪原」実装初日で「素早さ200」「S200」というワードがトレンド入りする事態となった。
素早さ種族値200がどれくらい早いかというと、無振り(実数値220)でも禁止級屈指の高速アタッカーである最速ザシアン(剣の王)と同値であり、りゅうのまいやダイジェットを1回積んだ最速ギャラドスをぎりぎり抜くことができる。最速時の実数値は277というでたらめな速さであり、ここまでくると最速ルチャブルがスカーフやダイジェット込みで漸く抜ける、というレベルになる。エレキボールを活かす場合やミラー意識なら話は別になるが、無振りでも抜ける範囲がかなり広いため、耐久調整は比較的やりやすい。
固有特性「トランジスタ」により電気技使用時に限り自身の攻撃・特攻が1.5倍になる為、電気タイプのポケモン中随一の電気技の使い手という設定に恥じぬ火力を出せる。エレキフィールドと違い自分にしか効果が及ばないが、フィールドを問わず常時恩恵がある。素の攻撃面の種族値はともに100と特別高いわけではないが、電気の一貫を作れさえすれば抜群の制圧力を発揮する。特にダブルバトルでは素早さダウンの全体攻撃であるエレキネットが単純にして強力。「電気を通しさえすれば強い」ということで地面タイプにねらいのまとを押し付けて強引に突破するという戦法も編み出されているという。
一方でサブウェポンの品揃えは極めて貧しい。先輩達が共通して習得できたじしん、三色パンチ、ばかぢから等を覚えられず、ノーマル技以外はほぼダイマックス前提のとびはねる、アイテムをある程度選ぶ必要のあるアクロバット、低威力のげんしのちからやダメ押し(与ダメ倍化の条件が高速のレジエレキとはアンチシナジー)位しかなく第8世代におけるめざめるパワー廃止の影響をもろに受けている。
技範囲の狭さと特性の効果からメインウェポンへの依存性が強く、地面等を強烈に呼ぶ。圧倒的な素早さを活かした壁貼りやだいばくはつによる自主退場も出来るので電気の一貫を切られても簡単に置物化するポケモンではないものの、本来の持ち味を発揮するためには役割対象をしっかりと見定める必要がある。しかしピーキーな性能故に裏を返せば選出誘導に長けているという事でもある。
第九世代ではトランジスタの補正率が1.3倍に下方修正。10まんボルトがアイテムや性格補正抜きではH振りヘイラッシャを確定1発に持ち込めない等少なくない影響が出ている。一方でテラスタルの導入によりテラバーストと併せて狭い技範囲をカバーする事が可能になり、テラスタイプを氷等にすれば天敵の地面にも対抗できる。
- ちなみに同期のレジドラゴの特性「りゅうのあぎと」の性能は据置。トランジスタのみ下方修正されたのは第八世代の対戦における実績を鑑みてのバランス調整と思われる。その為これなら「ふくつのたて」も弱体化する必要はなかったのでは?という意見も出ている。