ロイド・バニングスとは (ロイドバニングスとは) [単語記事]

ロイド・バニングスとは、英雄伝説零の軌跡に登場する弟系草食男子を装った喰いまくりのリア充野郎であり弟貴族であり弟ブルジョワジーキャラクターである。
CV:柿原徹也

概要

18歳・男性
 特務支援課のリーダーであり、18歳ながら捜査官の資格に合格した新人警察官。しかしながら推理や洞察力は鋭く、捜査に行き詰まった時など要点を整理して推理を組み立てたり、ひらめきから突破口を見つけたりと捜査官としての能力は十分備えている。
ガイ・バニングスという優秀な捜査官の兄がいたが、単独捜査中に殉職する。ロイドにとって彼は大きな目標となっている。と同時に一種のコンプレックスにも近い存在となっていて、兄と比べ自分は捜査官としてまだまだだという強い意識が自己評価の低さにつながっている。しかし後に彼が本当に優秀だった点は捜査官としての能力ではなく、“諦めないこと”だと聞かされ、改めて彼の死の真相を解き明かそうと決意する。なお碧の軌跡では零の軌跡での功績等から上級捜査官に昇格している。
リュウやアンリを初めとした子供の世話を焼いたり、引きこもりのヨナを心配したりと他人への気配りはしっかりしている反面、序章では当時では勝てそうになかった魔獣相手に自分を犠牲にして仲間を助けようとしたり2章で自分のうかつな発言でエリィが不機嫌になった理由が分からなかったり自分のこととなると相当鈍かったり後回しにしがちである。
ニコニコ動画では天然たらし所から攻略王ロイドと呼ばれる事がある。(詳細はリンク先にて)

謎

ゲーム中ではさほど話題に上がっていないが彼自身に関する謎が幾つかある。
・オープニングで見た夢。
・計4回、彼だけが「ワタシヲミツケテ」という声を聞いている。(特に3章でのパートナーはそばにいても聞こえていなかった)
・墓地に兄の墓はあるにもかかわらず両親の墓がない。
（上記3つは碧の軌跡で明らかとなったが、ネタバレのため詳細は伏せる）
さらにメタ読みすればバーニングハートの性能も謎の一つにあがる。

キャラクター性能

零の軌跡

ステータス面ではHPとDEFが高めのバランス型に近い。特にDEFは特務捜査課メンバーで1番であり、ランディもその点は評価している。
クラフトはエステルに似ているが、付加効力があり要所要所で役立つ。中でもバーニングハートは効力が解けた時に1ターン気絶という欠点があるものの、STR・DEF・SPDが50%アップ、ディレイが0、5ターン持続と剣聖の麒麟功の様なチートじみた性能を持つ。なお、1ターン気絶する欠点については、効果持続中のバーニングハート再利用、もしくは気絶する前のターンでロイドにSブレイクをさせることで解消可能。CP消費がやや高いが、今作はCP回復料理が豊富にあるのでこれを活用すれば常時バーニングハート状態も可能。
Sクラフトはやはりエステル同様単体への多段ヒット技のタイガーチャージ、そして上位Sクラフトとして中円の国士無双十三面ライジング・サンがある。単純なSクラフトの威力だけではエリィのエアリアルカノンに負けるもののSTRなど総合では勝る…が、ランディとのバーニングレイジがえれぇ強いので序盤はともかく中盤以降は余り使う機会はない。アーツはランディほどではないがあまり得意ではない。一応4ライン×2本+縛り無しなので中上ランククラスのアーツも使おうと思えば使える。

碧の軌跡

防御重視＋バランス型のステータスはそのままに、装備面でDEFにさらにブーストがかかることが多くなった。今作ではマスタークォーツでの能力強化次第で何をやらせてもそれなりの動きが期待できる。
クラフトは前作同様一通り便利なものが揃っている。特にアクセルラッシュはあるクエストでのイベントで強化され、吸引効果も併せ持つレイジングスピンに強化される。さすがにバーニングハートは弱体化されたが、終盤にバーニングハート Ⅱに強化され、前作同様の性能を取り戻す。ただし消費CPが増加する上に今作はCP回復料理が種類・回復量とも減少気味なので注意が必要である。
Sクラフトは前作での二つに加え新たに飛鳥文化アタック大円攻撃のメテオブレイカーを習得する。アーツは相変わらず得意ではないが、クォーツの配置次第では最上位アーツも使える。しかし今作では吸引攻撃を持つためアーツを使うよりもむしろ他のアーツの得意なキャラクターに詠唱をさせ、その間にレイジングスピンでアーツの範囲内に敵を集める役割の方が重要になる。
なお、隠しクラフトとして絶対回避率を100以上+キーパー装備で一部攻撃とアーツ以外に完全無敵状態になるムテキングが存在する。