ロイヤルハートブレイカーとは (ロイヤルハートブレイカーとは) [単語記事]

ロイヤルハートブレイカーとは、製作者（眼鏡）とスタッフ（カザハラ博士）の愛と情熱の結晶である。

概要

初出はGBA版スーパーロボット大戦オリジナルジェネレーション2。
シャイン王女の予知能力を応用しラトゥーニがフェアリオンタイプG・S両機を同時操作して連携攻撃を行う。
ゲーム中では2機のフェアリオンによって繰り出す合体攻撃であり、両機体の武器（ソニック・ブレイカー）を強化すると改造段階に比例して攻撃力が上昇する。
『パターン・RHB（ロイヤルハートブレイカー）』の正式名称から、ネット・掲示板などでは「RHB」という略称で表記される場合もある。

妖精のごとく2機で水面に立つ演出に始まり、主軸は攻撃をしながらBGMに合わせスポットライトを浴びながらダンスを舞うというもので、まさに妖精の舞と言える。

なお振り付け担当はフィリオとカザハラ博士で、2人共アイドルビデオを見ながら考案しダンスをマスターしたらしい。
イケメン眼鏡といい歳したオッサンの開発風景が尋常ではない光景であったのは間違いないだろう。
そしてフェアリオンの頭部をツインテールにするか縦ロールにするかで散々揉めたらしい。

余談だが開発者の一人であるフィリオはフェアリオン開発の時点で不治の病により余命幾許もない状態であり、妹と恋人も参加するプロジェクトTDが未完の状態（OGでは妹の愛機の完成形であるベガリオンはフィリオの生前に完成しなかった）で結局その後死去してしまったため、貴重な余命を割いて作ったフェアリオンとRHBの異様なクオリティについて「フィリオ渾身の遺作」だの「不治の病の正体」だのと言いたい放題突っ込まれることになった。
ブラコン気質な妹のスレイとしては落ちこぼれのアイビスに兄公認メインパイロットの座を奪われた上に如何わしい趣味全開の機体に愛機開発を妨げられたことになる。グレて出奔したのも無理なからぬ話かもしれない。

その後もOGs・アニメ版OG・第2次OGに登場し、演出はスタッフの愛と情熱で日々進化を続けている。特にリメイク版にあたる「OGs」では「攻撃の最後にラトゥーニとシャインが顔を寄せ合い、ライトアップされたステージ上でドレス姿になってアイドルさながらに笑顔を振りまく」演出が追加されており、より一層の百合百合な可憐なイメージが定着した。そしてこちらのシーンも、様々な場所で話題になったりネタにされている。続編の「第２次ＯＧ」では二人が何故か変身したりモニター付きのコンサートのステージと観客を召喚したりする。ちなみに後者はＯＧｓの時にもあったが良く見ないと分からなかった。