三浦雪定とは、妖怪ゼリー男まことじ氏作の漫画『壱億返済日記』の主人公である。
転校してきた緒方知奈に一目惚れし、彼女と付き合いたいがためにストーキングを決行。
そこで知奈が抱えている1億円の借金の存在を知り、自分がその借金を肩代わりすることで半ば強引に知奈と婚約し、緒方家に同棲することとなる。
以降は借金返済のためにアルバイトをし、自分の知奈への想いをぶつけていく。
治験や5日間ぶっ通しのコンビニバイトなどの命に関わるような仕事もし、我が身を犠牲にして知奈に尽くすことだけを考えて働く。
初めは期待も信頼もしていなかった知奈も、雪定の想いを次第に受け入れ、現在ではすっかり両想いの良い夫婦となっている。
知奈のことやお金が絡むと後先も考えずに行動するが、あらゆる問題も細かい理屈などは飛ばして巻き込む包容力があり、根拠のない自信でも周りを安心させる長所となっている。
全身の骨を砕かれても立っていられたり(しかも数分で元に戻っている)、治験であらゆる薬品を投与されたことで体をスライム化させられるようになったりと、人間かどうか疑わしく思えるような肉体をしている。
また、知奈の仕草を見たり妄想したりしてはすぐに鼻血を出す癖がある。
他にもわずかな特徴から志田を下戸と見抜いたり、マツタケ狩りに入った山で白トリュフを掘り当てたり(ただし本人は気づかず、単なるきれいな石と認識)と、妙な強運や第六感も持ち合わせている。この点は椿をも驚かせるほどで一目置かれている。
性格は吉田いわく「バカでハイテンション」。
実際高校に入れたのが不思議なほどに頭が悪く、小学生レベルの計算問題ですら間違える。このため一年次の終わりに留年の危機を迎えている(桑原の尽力によりギリギリで回避)。
言動もかなり子供じみており、お祭り騒ぎ好き。一度テンションが上がればなりふり構わずはしゃぐため、これが周囲(というより基本的に吉田)に迷惑をかけることも多い。
第1回人気投票では中間発表の時点で1位に到達するも、その後転落し3位に終わった。
緒方知奈:嫁(正確には婚約者)。初めは借金返済のための「契約」とされていたが、現在は名実共に夫婦と言っていい関係になっている。
緒方百合:知奈の妹で実質雪定の義妹。家で一緒にゲームをするなど、実兄妹同然に仲が良い。
吉田景太:幼馴染。幼い頃から雪定の奇行に振り回されている不幸な男。
紫條椿:お金の神様。雪定からお金に関する相談やバイトの斡旋を持ちかけられる。実は知奈の借金の貸し手。
宮森葵:アルバイト先のバー「青紫」のマスター。雪定に想いを寄せているが、雪定本人は全く気づいていない。
三浦清十郎:父。男気溢れる言動やハイテンションな性格など、あらゆる点がしっかりと雪定に遺伝されている。
三浦一葉:母。同じくハイテンションな性格。雪定の扱いが結構ぞんざい。
澤田部長:人気アニメ『魔法少女木村』に登場する悪役でインサイダー佐藤の手下の一人。デパート屋上のヒーローショーで雪定がこの澤田の役を演じる。このときにある事件が発生し、その結果番組における澤田の立ち位置が大きく変わる。
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最終更新:2025/12/16(火) 12:00
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