余輩のナーマとは、俺の嫁である。
ファイナルファンタジーXIVの登場人物「マグナイ・オロニル」のセリフ。
まず「余輩(よはい)」とは、マグナイの一人称である。この独特な一人称から、マグナイはよく「余輩さん」と呼ばれる。
「ナーマ」とは、彼らに信仰されている月の女神である。同じく信仰対象の太陽の神「アジム」と対を成す存在でもある。
マグナイが長兄(=族長)を務める部族「オロニル族」には、自分たちはアジムの子で、いつか運命の相手であるナーマの眷属と出会い結ばれるという伝承がある。それが転じて、オロニル族は伴侶のことを「ナーマ」と呼ぶ風習がある。
よって、「余輩=俺」「ナーマ=嫁」の図式から、「余輩のナーマ=俺の嫁」が成立する。
オロニル族は草原地帯アジムステップに存在する約50の部族の中でも最大級の勢力を誇る部族であり、その族長たるマグナイは初登場時から常に上から目線の尊大な態度を取り続けていた。冒険者(プレイヤー)たちとの勝負に敗れて、アジムステップのルールに則って冒険者たちに従うことになってもそれは変わらなかった。
しかし、冒険者と同行していたモル族の女性を見て運命を感じることになる。
そして麗しき乙女ことシリナはこう答える。
えっと……?
よくわかりませんが遠慮します、結構です。
どうぞそのまま座ってください。
その後もマグナイがその場に居合わせた好みのタイプの女性に「余輩のナーマか?」と問いかけるシーンが登場する。しかし、残念ながらその相手が彼にとってのナーマであったことはない。彼のナーマ探しは今も続く……。
なぜだ……また違うのか……?
どうしてこうも、余輩のナーマだけ見つからない……!
2018年のエイプリルフールのネタとして、マグナイが旧スクウェア作品を中心としたレトロゲームの風景の中を渡り歩きながらナーマ探しをする動画「MAGNAI FANTASY」が公開された。
2023年の東京優駿(日本ダービー)とのコラボ企画にて、暁の血盟の面々に混ざってなぜかマグナイが参戦。レース中に「どうしてこうも、余輩のナーマだけが見つからない……!」と叫び、実況からは「ちょっと何言ってるかわからないですね」と呆れられていた。
なお、このレースは他のメンバーがチョコボや魔導アーマーなどで参戦している中、唯一彼だけが競馬らしく「馬」で参戦していた。流石は草原の民。
馬の名前は「ナーマモトメテー」。彼の生き様と願望がこれ以上ないほどに投影されている。
2024年1月7日・8日に東京ドームにて開催された「FINAL FANTASY XIV FAN FESTIVAL 2024 in TOKYO」では、会場に「余輩のナーマになれるスポット」が設置された。マグナイのパネルと共に写真を撮ることができる。
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最終更新:2025/12/16(火) 10:00
最終更新:2025/12/16(火) 09:00
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