夢は未来への道とは (ユメハミライヘノミチとは) [単語記事]

概要

『Go!プリンセスプリキュア』の後期エンディングテーマで、プリキュアシリーズ通算では22曲目となる。前期EDから引き続き北川理恵が歌唱を担当、よりミュージカル的な楽曲に仕上がっている。

作詞はマイクスギヤマが前作から続投、作編曲は『プリパラ』2期のBGM、アイマス関連やONE PIECE、SHOW BY ROCK!!などのキャラソン等を手がけている石塚玲依が担当している。ダンスの振り付けはMIKIKOがそのまま継続。

CG アニメーションも今回の映画の1つ、中編作品「プリキュアとレフィのワンダーナイト！」の監督も務めている宮本浩史が、『ハピネスチャージプリキュア！』の「プリキュア・メモリ」ぶりにEDダンスアニメーションを手がけ、キュアスカーレットも加わってより優雅でミュージカル的な演出となっている。で、CG WORLDの映画メイキングニコ生で宮本氏がばらしたことなのだが、実はこのEDのステージは中編作品の舞台となるパンプキングダムにあるという設定になっている。ということで、映画のEDでも冒頭部においてその関連性を持たせた演出がなされていたりする。また、その演出部分が流れた第39話では、これまでモードプリティ状態で踊っていたプリキュア達が最後にモードエレガント・ドレスアッププレミアムにフォームチェンジするというマイナーチェンジも披露された。

また、この歌には各プリキュアをイメージした歌詞とそれに合わせてそのプリキュアがソロで踊るパートが差し込まれており、田中裕太SDの発案によって毎回このソロパートが入れ替わる、つまりED映像が4パターン用意されている。ご丁寧なことに冒頭の4人のアップの箇所の一番大きい部分も入れ替わるだけでなく、歌詞・クレジット表示のテロップの色もプリキュアのイメージカラーに変わっている（こちらは神木優Pのアドリブとのこと）。
ちなみに北川嬢によればこのソロパートはプリキュアひとりひとりをイメージして歌い方を変えているそうなので、歌詞も歌い方も映像の演出も、その違いを比べてみるのも一興だろう。

ということで、映像面で見てみると、

と、確認出来ているだけでなんと12パターンも存在する。これまで映像パターンの多さでは『スマイルプリキュア！』の両EDがそれぞれ5種類だったのを考えるとそれを遙かに凌駕する形となっている。

2015年 10月7日発売のシングル(MJ SS-09155～6/09157)にプリキュア達4人（嶋村侑、浅野真澄、山村響、沢城みゆき）の歌う挿入歌「プリンセスの条件」と共に収録されている。収録形態としては、フローラバージョンのフルサイズ版とそれ以外の3人のバージョンのTV サイズ版を収録、という形となる。これに合わせる形でCD+DVD版のDVDにもOP後期版とともにED映像が4パターン全て収録される。

また、2016年 1月13日に発売されたボーカルベストには4バージョン全てのフルサイズ版が収録されている。

2020年 11月25日に発売された北川のベストアルバム『MY toybox～Rie Kit ag awa プリキュアソングコレクション～』には、このアルバムのために制作された新バージョン「～MY toybox Rie Kit ag awa Ver.～」が収録されている。
とは言っても各バージョンの1番を全て組み込んだバージョンと言うだけなのだが、そのためもあり、なんと曲の長さが8分24秒というとんでもない長さになってしまっている。
※参考までに、スタプリ映画『星のうたに想いをこめて』挿入歌の「Twinkle Stars」が6分54秒、『プリキュアオールスターズDX 3D シアター』で用いられた「プリキュアオールスターズDX メドレー」が7分31秒である。メドレーよりも長くなっているってどういうことなの……
さらに言えばファイナルトラック「明日笑顔になぁれ！」が終わった後をそのまま聞き続けると……？