小島プロダクションとは (コジマプロダクションとは) [単語記事]

この記事ではコナミの「小島プロダクション」を扱っています。
2015年に設立された企業については「コジマプロダクション」を参照してください。

小島プロダクションとは、コナミデジタルエンタテインメント内にかつてあった開発プロダクションの一つである。略称はコジプロ。
プロダクションとして区別される前までは俗に小島組と呼ばれていた。
本拠地は神戸→大阪→恵比寿（ガーデンプレイス）→六本木（六本木ヒルズ）→赤坂（東京ミッドタウン）と移動している。

率いるのはゲームクリエイター小島秀夫。規模は200人ほどでワンフロアを占めていた。
メタルギアソリッド4の開発終了時にフロア内で記念のシャンパンをあけた際、天井に穴をあけてしまったことは秘密である。

概要

核となったのはコナミ神戸本社にあった10人ぐらいの規模の開発5部。そこに1993年、メタルギアを発表し名前が知られるようになった小島秀夫が部長として就任することから始まる。
『メタルギア3』を作ろうと動いていた矢先に阪神大震災に被災、神戸での開発は無理と判断され開発部署が子会社として分離する。子会社はコナミコンピュータエンタテインメント大阪となり、そこの開発5部にそのまま移動することになった。

開発5部が子会社化し、東京の恵比寿でコナミコンピュータエンタテインメントジャパン（KC EJ）として独立。その後コナミの組織再編に伴いコナミ本社に吸収されて社内プロダクション化。ここで名称が小島プロダクションとなる。

独立した会社組織ではないがコナミ本体とは求人が別であったり、独自に公式サイトが存在するなど、一つのブランドとして独立した存在となっていた。また小島だけでなく開発スタッフたちの露出が多く、ブログやラジオの存在もありユーザーとの距離も近かった。ブロックバスターを製作する部署だけあってスタッフは精鋭が多いようで、海外からの引き抜きも多々あった。