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『P.T.』とは、2014年コナミから配信されたプレイステーション4向けホラーゲームである。

概要

当時開発中だったサイレントヒルの新作「Silent Hills」の「ティザー広告」として配信された。

一人称視点屋のループするL字廊下を探索する事が的のホラーゲームで、巧みな演出や音響による凄まじい恐怖表現と非常に高い難易度謎解きが特徴。

開発者はを解くのに1週間はかかると想定していたが、配信からわずか半日後にクリアしたプレイヤーが現れた。しかしクリア条件は全に解明されてはいないらしく、確実にクリアできる方法は確立されていない。

結局Silent Hillsの開発が中止されたため、P.T.も2015年4月に配信が終了している。

「SILENT HILLS」

時系列

開発のきっかけ

2013年3月海外で行われた海外でのインタビューコナミの『メタルギアソリッドシリーズでおなじみの小島秀夫監督サイレントヒルという独特の世界観のゲームはこのまま途絶えてしまうと悲しい。だから、フォックスエンジンをつかったりボクプロデュースでもサポートでもいいんですが、もう一度サイレントヒルというゲーム世界に伝えたいという気持ちは当然あります」 「ボクが最近インタビューなどでサイレントヒルについてこたえているので、この前社長に呼ばれて「作ってくれ」といわれて少しこまってますね」とった。

P.T.発表からSILENT HILLSへ

当初、この「P.T.」は「7780s Studio」という新ゲームスタジオ制作したインディーゲームである、という体裁がとられていたが、実際は小島秀夫監督の下、小島プロダクションによって制作された短編タイトルであった。

「P.T.」をクリアすると、小島秀夫映画監督であるギレルモ・デル・トロ俳優であるノーマン・リーダスクレジットの後、CGモデリングされたノーマンの顔が映り、最後に『SILENT HILLS』というタイトルが現れる、というムービーが流れる。

「P.T.」は「Playable Teaser」の略称、つまり実際にプレイできるティザー[1]という事であった。また、「P.T.」は一応「体験版」というカテゴリで配信されてはいるが、『SILENT HILLS』の体験版ではない。本編となる『SILENT HILLS』の物語・操作性は「P.T.」とは異なるものになる模様。

「7780s Studio」というスタジオ名も静岡県面積(7,780.60k)から取られている。これはサイレントヒル」を捩った「静岡サイレントヒルSilent(静かな)Hill(丘)→静岡)」から。ちなみにメインビジュアルの庭は小島プロダクション日本人スタッフが住んでるの裏庭だそうだ。

小島く、「『P.T.』は『FOX ENGINE』で『サイレントヒル』を作ったらどれくらい怖いものが作れるのかのテストを兼ねている」「インタラティブに楽しめるティザーを作りたかった」とのこと。また、小島氏は「P.T.」の制作において「インディーズの作品と思わせるために意図的に手を抜いている」という発言をしているが、これは「プレイヤーに対する配慮を意図的に排除している」というのが正しい(論技術面でも30fpsにしているなど抑えめにしてはいる)。

開発中止に

久しぶりの和製サイレントヒルという点や、P.T.クオリティの高さから世界的に期待されていたが、その後2015年3月コナミ社内プロダクション制度をやめ、本部制へと変し、本作の開発を行っていた小島プロダクションを終了した。その後2015年429日に、「ギレルモ・デル・トロ監督俳優ノーマン・リーダスさんによる新作『SILENT HILLS』は開発中止になりました。『サイレントヒルシリーズについては引き続き開発していきます」とコナミからコメントがされ、正式に開発中止となった。

開発状況

2014年12月時点では極めて開発は順調で、ギレルモ監督アイデア以外に演出などでも関わり、2015年6月以降の情報開へ向けてのノーマンボイスも収録済みだったという。

ゲーム内容

2014年8月海外イベントでの発言。当初ギレルモ・デル・トロ監督小島監督で「(怖くて)おしっこを漏らす様なゲーム」にしようと話していたが、その後「うんこを漏らしちゃう様なゲーム」になった。また小島監督は「怖すぎるとゲームをみんなやめてしまうが、らはそう言う物をつくるので途中でやめちゃっていいです!」「限定版にはかえのパンツをつけるかも!」と発言していた。「なんでS?」との質問には「たのしみが複数形、怖さも複数形です。」と小島監督笑顔で答えた。

2014年9月に行われたTGSでは A HIDEO KOJIMA GAME として「P.T.」が出展され、日本でもネタばらしが行われた。そしてコンセプトムービー開。映像は社内向けにグラフィックの方向性を伝える為に作ったもので、スタッフの多くはMGSVの開発をしていたのでこの映像はたったの4人(3人のCGデザイナーと1人のシナリオライター)で作ったとのこと。実際には時間の節約などのため子供の顔がメタルギアソリッドVチコの物になっていたりする。シナリオライター伊藤さんによると、「この映像の(社内向けの)上映が終わったか終わらなかったかくらいで小島監督から『ゲーム映画とは異なってインタラティブなメディアなのに、ティザーがムービーなのはおかしい』とプレイアブルティザーの案が出た」とのこと。ちなみにこれを関係者は「事件」と表現していた。そんなP.T.では「狭い間で自分のテリトリー違和感ポンと出てくる」「ちょっとした一言でいままで日常だった物が変わってしまう」というものを表現できたとった。小監督「色々なホラーゲームはどうしてもどんどんアクションに寄って行って、どんどん操作が複雑になっていってしまっている。それはもうホラーアクションであり、元々一番怖いのは、影が人の顔に見えたり、テクスチャーがクリーチャーに見えたりと『何も出ないこと』であり、あえてP.T.ではそういったものをつきつめた」。

サイレントヒルズについては「サイレントヒルはどんどんアクションよりになり、残酷表現やクリーチャーを増したりでパワーアップしてきたが、今回は原点に戻って『怖くて美しい本当のホラー』をつくりたい」「P.T.で色々実験をしてデータが手に入った。サイレントヒルズをらが作っていると分かってしまうと怖さが半減するので、それ以上にこわいものをつくるために『普通では考えられないトリッキーな構成』を考えている。普通につくると三角頭が歩いてきてそれでは怖くはないので、トリッキーなことをするが最終的にはサイレントヒルになる」「恐怖を介して家族との繋がりを感じてほしい」とも明らかにしていた。シナリオライター伊藤さんは「サイレントヒルキービジュアルや物々しい話はあえてP.T.では抜いていて、これはとても大切な物なのでサイレントヒルズでは『美しい、悲しい、怖い』ゲームにしようと思っています」と、そしてグラフィック担当の国分さんは「血や汚れだけでなく、物の配置に物語を想定することで恐怖を感じてほしい」とコメントしていた。

開発中止についてのコメント

ギレルモ・デル・トロ監督   サンフランシスコ映画祭で行われた講演で質問に答える形で「それ(サイレントヒルズ)は起こりそうにない」とコナミの発表よりもい時点で発言。その後5月中旬にIGNでコメントを発表。「小島監督との関係はゲーム開発はもちろん、友人としてもとても素晴らしいものでした。」「どこへ向かうべきかという意見(標)が通じ合っていました。新たなプラットフォームをどうやって推し進めていくかも、合致していました。そして開発アイデアは次々と湧き出てきていました。」「私もその署名(下に記載)に参加しました。かの注をひければと思っています。小島監督とは連絡は取り合っていますが、しばらく顔を合わせていません。共同作業が行えない状況を惜しみます。」「小島監督世界が終わっても一着いて行ける男です。私が彼を救う事ができるなら、それは幸せなことでしょう。」

ノーマン・リーダス Twitter「本当に楽しみにしてたからマジでがっかりだよ。再開するのを願ってる。みんなすまない。」

コナミ 質問に答える形で「ギレルモ・デル・トロ監督俳優ノーマン・リーダスさんによる新作『SILENT HILLS』は開発中止になりました。『サイレントヒルシリーズについては引き続き開発していきます」と文章で回答。

海外コナミ 質問に答える形で「コナミは『サイレントヒルSilent Hill)』新規タイトルにコミットしています。しかしギレルモ・デル・トロ監督ノーマン・リーダス氏を起用した『サイレントヒル(Silent Hills)』プロジェクトが今後継続することはありません。」とコメント

世界的な署名活動

海外インターネット署名サービスChange.orgで「サイレントヒルズ」開発継続を望む署名活動が行われている。これはドイツ人のYauheni Zinkevich氏が開始したもので、2015年4月27日の開始からたった4日で1万人以上の署名を達成した。「サイレントヒルズ」のギレルモ監督IGNのインタビューに対して署名を行った事を明らかにし、またノーマンリーダス氏もTwitter上で署名活動を呼びかけた。

2015年5月16日の時点で賛同者は14万人を越えており、最終的には195,523人まで登った。

その後は小島氏とデル・トロ氏が共同でゲームの開発を始めたことが分かり、これをもって「サイレントヒルズ」の制作再開とみなされ署名活動は終了した。

おそらくそのタイトルは「DEATH STRANDING」であると思われる。しかしこタイトル2015年末から開発が始まったが、2017年週刊文春によると「発売は2年後(2018年末~2019年)」とされていた。2019年11月8日Playstation4にて発売予定。

関連作品

Goat Simulator

ヤギを操作することで話題ゲームスタッフロールにはExtra Special Thanksとして小島秀夫監督小島プロダクションの名前が掲載されており、「Silent Hills  P.T. がもどってくることを望む」との英語メッセージが掲載されている。

メタルギアソリッドV TPP

2014年TGSでP.T.に登場したゴースト監督おばちゃんと表現)がゲーム中にアイテムとして登場することを明かしていた。P.T.の配信終了でこの計画が継続されるかは不明。

Allison Road

映画アバター」「ホビット」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」などに携わったChris Kesler氏が手掛けるホラーゲーム。「P.T.に大きな影を受け、P.T.配信2日後から開発を始めた」とる。2016年の発売を予定していたが、パブリッシャーLilithによりこちらも開発を中止されるというトラブルに見舞われる。その後は開発を再開したようですが、発売日などは2018年2月末時点で未定となっています。

公式サイトhttp://www.allisonroadgame.com/

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

脚注

  1. *ティザーとは、「広告で伝えるべき商品についての要素のいくつかを意図して明らかにせず注を集める広告手法」のこと。Wikipediaより引用
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掲示板

  • 388ななしのよっさん

    2021/08/17(火) 05:57:43 ID: cLptCG+6DC

    ユーザーからどれだけ望まれても絶対再配布はしないよなKONAMIP.T.時代は単品で完結した作品だし遊んでみたかったけど

  • 389ななしのよっしん

    2021/09/11(土) 08:11:31 ID: 6aIyfEL4Z9

    今更気になったがこのゲームもう二度と世に出ることはないの?
    KONAMIが憎まれてる理由がハッキリとわかったわ

  • 390ななしのよっしん

    2021/09/11(土) 08:18:10 ID: RRH2Zir5Bm

    P.T.は切り口というかやり方が上手かったんだよね

    開発費が高騰していく一方のゲーム業界において、映像クオリティを高めつつ、
    開発費を抑え、なおかつ多くのプレイヤー衝撃を与える方向性の一つを示したと思う

    コロンブスの卵というか、柔よく剛を制すというか、とにかく鮮やかな作品だったと思う
    「繰り返しプレイ」で「違う結末」による面さはニーアオートマタなんかも共通してるかな?

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