屈斜路湖(くっしゃろこ)とは、北海道川上郡弟子屈町にある湖である。
約80km2の広さを誇る日本最大のカルデラ湖である。大昔は正円に近い形状で面積も今より広かったそうだが、火山活動により南東部分を失った結果、現在のようなひしゃげた形状になった。
湖には湖中島「中島」が浮かんでおり、その面積は約5.7km2とこちらも日本最大の湖中島となっている。なおこの中島も火山活動により形成されたものである。
上記のように、その形成に火山活動が大きく関わっている屈斜路湖の周辺では現在も活発な地殻活動が見られ、その影響からいたるところで温泉が湧出する。湖岸の砂を掘ると湯が湧き出るのは有名で、「砂湯」として観光資源になっている。また近隣にあるアトサヌプリ(硫黄山)では、実際に山が噴煙を上げる様を間近で見る事すら可能である。
同じ弟子屈町内にある摩周湖とは観光資源としてのつながりが強く、セットで訪れる観光客も多い。
カルデラ湖という性質上、眺望スポットには比較的恵まれている。
クッチャロ湖は枝幸郡浜頓別町にある別の湖であり、屈斜路湖とは名前以外の繋がりはない。両者は250~300kmも離れているので、カーナビに道を訊く場合など間違えないように気を付けよう。
なお名前の由来はどちらも同じで、沼の水が流れ出る口を意味するアイヌ語「クッチャラ」である。
掲示板
掲示板に書き込みがありません。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/05(金) 19:00
最終更新:2025/12/05(金) 19:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。