『悠遠物語』とは、Fantasy Factoryのらむらむ氏によって製作されたフリーゲームである。
正式名称は『悠遠物語 ~空の大陸とアイテム屋さん~』。ジャンルは「ファンタジック経営シミュレーション恋愛推理アクションRPG」(公式サイトより)。
2012年に初公開されたフリーゲーム。現在のバージョンは0.75で、2周あるストーリーのうち、2周目の途中(話数で言うと6話直前)までプレイが可能。2周目といっても1週目とはストーリーが異なる。
このゲームは大まかに分けて戦闘パートと経営パートに別れる。
基本はアクションRPGの要領でダンジョンを攻略していき、道中で集めたアイテムを自分のお店で販売して資金を稼いでいくことになる。一般的なRPGのように敵がお金を落としたり、自分の店以外でアイテムを売ることができないので、店の経営がほぼ唯一の金策となる。錬金術・鍛冶といったアイテム合成のシステムもあるので、うまく活用して稼いでいこう。現時点では恋愛推理の要素は無い。
第四回WOLF RPGエディターコンテストにて総合1位を獲得している。
あるところに、空に浮かぶ大陸があった。 遠い空の彼方へ浮かぶ島。
なぜ浮いているかも分からない 何があるかも分からない
誰も彼の地に辿り着けないまま 何百年もの月日が流れる。
そして人々の間では様々な噂をささやかれるようになる。
ある人は言った そこは夢が叶う楽園の島
ある人は言った そこは一生遊んで暮らせる財宝の眠る島
ある人は言った 月や太陽と変わらない、あたりまえのもの
しかしその真相は分からない 目には見えるけど、決して届かない地
だから人はその場所を『悠遠大陸』と呼んだ
本編の主人公。
小さな村で母親と薬屋を営んでいたが、ある日、独り立ちを決意し港町ポルトフィーナへ旅立つ所から物語が始まる。
薬屋として一人前になりたい、世界を冒険して色んな事を知りたい。そんな思いを描きながら日々を過ごしているが、腕はまだまだ半人前。
特に戦闘は大の苦手であのスライムにすら勝てない程だが、物語を通して心身共に成長していく。どう成長するかはプレイヤー次第。
空に浮かぶ島『悠遠大陸』に暮らす唯一の住人。
古い時代に滅んだと言われた神族の子孫で人間とは違う、強い魔法の力を持っている。
しかし人の血を濃く受け継いでいるため見た目は人間と変わらない。性格は少々変わり者。
物語中ではピアに色々なことを教えてくれる。ピアの「強くなりたい」という意志を受け、様々な特訓を課す。
港町ポルトフィーナで会う不思議な人形の少女。
体つきが小さく、戦闘などは苦手だがピアのことを手伝ってくれる友達。
本来の姿は人形ではないようだが、人形になる前のことは一切思い出せない。
自分が何者なのか、どうして人形になってしまったのか、その理由を探している。
チュートリアルやオプションの設定画面にも登場し、プレイヤーに語りかけてくる。
戦闘でピアが傷つくと、常人離れした制球力でクッキーを投げて回復してくれるので序盤では心強い。
聖王国エランスの城で働いていた錬金術師。
物の姿形を自在に変える錬金術と呼ばれる力を操り、誰も作ったことのない道具を作ることを生き甲斐としている。
その腕前も確かなもので、聖王国では宮廷錬金術師と呼ばれる名誉の資格を得ている。
とにかく錬金術が好きで、一日の大半は研究に時間を費やしている程。
エルバークとは古くからの親友らしい。
パーティーのまとめ役で常識人だが、エルとの喧嘩になると大人気なくなる。
雪国に暮らす幼い少女。体は小さいが立派な魔術師である。
12才の頃から一人暮らしを始め、お店を開いている。動物が大好きで、魔法を使って動物と会話をしたり、一緒に戦ったりしている。
あるときは竜のような強大な存在をも使役することから、一部の村人たちから不気味がられている。
とある敵が忘れていった特注の短剣をしっかりせしめる場面があり、狡猾な一面も覗かせる。
聖王国エランスの魔術師。王都では名の知れた名門魔術師の血筋で、炎を操る魔法に関して右に出る者はいない。
剣術にも長けており、特にレイピアの扱いを得意とする。別名、紅蓮華月の魔術師。
彼女の家系は過去の戦争で多くの功績を残し、その家名も称えられていたようだが、聖王国ではなぜか指名手配されている。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/05/12(日) 08:00
最終更新:2024/05/12(日) 08:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。