慣れられてきた幻想入りは、『東方Project』の二次創作による幻想入りシリーズである。一話完結型のサウンドノベル方式で連載し完結済。全61話。
同じ作者による本編後を舞台にした『メアリー・スーの幻想入り』が存在する[1]。この作品では本作主人公の「ラク」が登場する話もある。
なお、『慣れられてきた幻想入り』の投稿者名は「名無しの」であるが、次作の『メアリー・スーの幻想入り』では「名無しな」となっており、実際の作者名は不確定である[2]。慣れられの人などと呼ばれることも多い。
本作主人公はオリジナルキャラクターの「ラク」である。ただし、これは偽名であり実際の本名はこれまでに明かされていない。
「力を操る程度の能力」があるが、霊力の類がないため、この能力を操ることはできない。霊夢から簡易式のスペルカードを貰い、このスペルカードに意識を込めることで、能力を発動することができる。ただし、このスペルカードは消耗品であり、高価なもの。発動内容によって複数枚消費するため、必要以上の能力を発動するのは難しい。
普段は便利屋として生計を立てている。人間・妖怪・神問わず幅広く依頼をこなして報酬を得ており、独立している。
物語の最初では八雲家で生活していたが、後に霧の湖湖畔に座礁した船に住処を移して生活している。
ラクは幻想入りの中でもトップクラスの常識人。東方キャラ等に衣食住を依存しない自立した生活を送り、能力や生活などあらゆる面でお金に左右される人も珍しい。
幻想郷の通貨価値や物価など、深く考察・設定されているため、幻想入りでも群を抜いたリアルな生活感が特徴的。
幻想郷全域マップを使った移動シーンや、毎話ラストに表示される所持品や所持金、「文々。新聞」の購読など、今までにない手法も多い。
さながら幻想郷を生き残るために生活を続けるサバイバル生活のようでもあり、演出がTRPG的な要素も取り入れられていることもあって、リアルなオープンワールドの記録を見ているような楽しさも感じられる。
すっきりと読みやすい文章にBGMやSE、アイコンがうまく演出されており、シーンが想像しやすく明瞭。
主人公アイコンは自作のものであるが、この差分も多く芸が細かい。
クロスオーバーは直接顔を合わせずに描写のみで「あの人のあの場面か~」と視聴者が想像する形で使われており、外来人(他の幻想入り作品の主人公)に幻想郷側が慣れてきている、馴染んできている設定を上手く活かしている。
作品冒頭で出会うキャラクターのみを掲載する。霧の湖湖畔の船で便利屋家業を始めてからは、多くの幻想郷の住人が彼の元を訪れ、仕事を依頼していく。
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最終更新:2024/05/03(金) 03:00
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