板岡錦(いたおか にしき)は、スタジオライブ所属のアニメーター。
『プリキュア』シリーズを主体に活躍しており、変身シーンや多くの名場面の原画を担当。
1コマ打ちやリピートに頼らない流体などの丹念な仕事をベースに、ギミックや遊び心を満載した「魅せる」作画を得意とする。
『スマイルプリキュア!』第23話や『ドキドキ!プリキュア』第33話のようなバトル作画、『ドキドキ!プリキュア』第40話の真琴の歌や『ハピネスチャージプリキュア!』第31話のキュアハニーの歌、『キラキラ☆プリキュアアラモード』第14話のあおいの歌などの歌唱シーン、そして『スマイルプリキュア!』第43話や『Go!プリンセスプリキュア』第50話、『魔法つかいプリキュア!』第49話に代表される泣き芝居には特に定評がある。
また『ハピネスチャージプリキュア!』第23話や『Go!プリンセスプリキュア』第1話、『魔法つかいプリキュア!』第25話、第38話のようなギャグシーンもこなす。
シリーズ初参加は2005年の『ふたりはプリキュアMaxHeart』第31話。専門学校の同期だった座古明史から声をかけられたことがきっかけとなった。その後2009年に座古がシリーズディレクターを務めた『フレッシュプリキュア!』で「ラッキークローバーグランドフィナーレ」前半の原画を担当し、それ以降『映画ハートキャッチプリキュア!』、『映画プリキュアオールスターズDX3』、『スイートプリキュア♪』(キュアミューズ変身前半)などでたびたび参加。
2012年の『スマイルプリキュア!』以降は本格的に活躍の場を『プリキュア』シリーズに移し、バトル作画や変身バンクなどで頭角を現す。
2017年の『キラキラ☆プリキュアアラモード』第42話では初となる作画監督を努めた。2021年公開の『映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』でキャラクターデザイン・作画監督を担当。
他に『プリキュア』シリーズとコラボしたドラマ『声ガール!』の劇中アニメ『君といちについて。』ではキャラクターデザインと原画を担当している。最近では変身バンク職人として名が通っており、Webメディアやテレビ番組でインタビューを受けることも多くなっている。2021年の『トロピカル〜ジュ!プリキュア』で遂に主人公のキュアサマーの変身シーンを担当、2022年の『デリシャスパーティ♡プリキュア』キュアプレシャスの変身シーンで作画10組目に到達した。そして2020年公開の『映画 プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』ではキャラクターデザインを初担当、2023年公開予定の『映画 プリキュアオールスターズF』では同作オリジナルプリキュア・キュアシュプリームをデザイン、遂にプリキュアデザイナーともなった。
また『プリキュア』以外では映画『クレヨンしんちゃん』に毎年参加している。
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最終更新:2024/05/21(火) 22:00
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