湯切り大失敗 単語


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ユギリダイシッパイ

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湯切り大失敗とは…

  1. カップ焼きそばの湯切りを失敗して、流しに麺がだばぁとなる事故→「ペヤングだばぁ」を参照
  2. 1998年F1ベルギーグランプリのオープニングラップで起きた大事故→本項にて解説

ベルギーGPの名物「スパ・ウェザー」

F1ベルギーGPが開催されているサーキットスパフランルシャン」は、山間部に位置するための変動がしい。決勝レースの中で開催されるケースが多く、「スパ・ウェザー」と呼ばれる同コースの名物として知られている。

の中のレースしぶきが飛ぶので視界は最悪。加えてマシンの操縦も難しいので、アクシデントが発生しやすい。

湯切り大失敗

時は1998年8月30日ベルギーGP決勝…

スタート直後、1コーナーを抜けた先で悲劇は起きた。4番手を走っていた「ペヤング先生[1]」ことデビッド・クルサードが、緩やかにカーブした下り坂でスピン。これを皮切りに多数の後続マシンが追突し、12台が巻き込まれるF1史上最多台数の事故[2]が発生した。直後に旗が振られ、レースは1時間ほど中断した。

事故の発端であるクルサードの(日本ネット上での)愛称ペヤング」に加え、スピンの原因が「アクアプレーニング」であったため、(お湯)が絡む事故として湯切り大失敗ネタが誕生。ニコニコ動画でもこのレースに関する知名度は高く、「湯切り大失敗」がコメントタグ付けされている。

この事故マシンパーツバラバラに飛び散る様子を「かやく飛散」と呼ぶ場合もある。

その後

クラッシュに巻き込まれた12名は当時のルール上、スペアカーに乗り換えレースの再開が可だった。ただし各チーム1台ずつしか準備していないため、2台とも事故に遭ったチームはどちらか一方が再走を諦めざるを得なかった。再スタート後も多数のクラッシュが発生し、荒れ模様のレースが続く。

事故の発端となったクルサードレースを続けるものの、再度他のマシンと接触し優勝争いから脱落する。25周トップミハエル・シューマッハクルサードに追い付き周回遅れにしようと試みたものの、速度差を見誤ったのかクルサードに追突し右フロントが吹き飛ぶ。シューマッハ3輪走行ピットに戻り離タイヤ

シューマッハクルサードが故意に速度を落としたと感じてブチ切れ、クルーの制止を振り切ってマクラーレンガレージに怒鳴り込む、ヒヤリとする場面も見られた(後の調では、クルサードミハエルとの接触直前にブレーキをかけておらず、故意ではなかった事が判明している)。

最終的に完走したのは22台中8台のみ。ジョーダン・グランプリ1-2フィニッシュでチーム優勝を挙げる波乱のレースであった。

クルサードは多数のアクシデントに見舞われながら7位でチェッカーを受け入賞には一歩届かず。彼にとっては散々な一日であった。

関連動画

■に▼がブチ切れ

関連項目

脚注

  1. *ばった顔の形をペヤングパッケージに見立てている。
  2. *次点は1973年イギリスGPの10台もしくは11台とされる。
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