猿の惑星(原題:Planet of the Apes)とは、1968年に製作・公開されたアメリカ映画である。1974年にTVドラマ、1975年にテレビアニメが製作されている。
フランスの小説家ピエール・ブールが執筆した同名の小説を原作としたSF映画。
人間と猿との関係が逆転した世界、猿の特殊メイクを施された俳優、1作目の衝撃的なラストは多くの人々に衝撃を与え、現在でも語り草となっている。特に、猿の特殊メイクに関しては、1968年当時の水準から余りにもかけ離れ過ぎている点が評価され、アカデミー名誉賞を受賞した。
宇宙飛行士のティラー一行は宇宙船で地球へ帰還中、詳細不明の惑星に不時着した。
この惑星は猿が退化した人間を支配していた!仲間を殺された上に自らも猿達に酷い仕打ちを受けるティラー。
そんな折、チンパンジーの夫婦であるコーネリアスとジーラと出会い匿われる事になる。生き残りの人間を探すべく猿の居住地を離れ、「禁断の地」を目指すティラー。彼が見たものとは!?
1970年公開。原題:BENEATH THE PLANET OF THE APES
前作「猿の惑星/PLANET OF THE APES」の続編。
衝撃的な事実を知ったティラー。ティラーの後を追って猿の惑星に辿りついたブレントはティラーと合流すべく惑星を旅する。ティラーは「禁断の地」で人類の生き残りを発見したが、彼らの正体はコバルト爆弾を神として崇める狂信的なミュータントの集団だった!
一方、領土拡大を目当てに猿の軍隊が「禁断の地」に侵攻して来る。ティラーが最終的に取った行動とは!?
1971年公開。原題:ESCAPE FROM THE PLANET OF THE APES
1973年の地球に宇宙船が降下して来た。中から現れた宇宙飛行士の正体は猿であった。
その猿の名前はコーネリアスとジーラ。「猿の惑星」からやってきた彼らを好意的に受け入れたアメリカ社会であったが・・・・。
1972年公開。原題:CONQUEST OF THE PLANET OF THE APES
1991年。疫病により犬、猫が死滅した未来。猿は進化し、ペットかつ労働力として利用されていた。
コーネリアスとジーラの間に生まれたシーザーは虐げられる仲間を目の当たりにし怒りを爆発させる。
1973年公開。原題:BATTLE FOR THE PLANET OF THE APES
1991年に勃発した人間と猿との戦争は核戦争に発展。世界は壊滅状態に陥った。
2003年、シーザーは猿と人類との共存の道を目指し努力していたが、人類を敵視しているゴリラのアルドー将軍は”猿が犯してはならないタブー”を破り、核戦争により生まれたミュータント人類が攻撃を仕掛けて来た。
ティム・バートン監督。第1作目のリ・イマジネーション作品である。
猿が人間を支配すると言った基本的設定はそのままに、登場人物やストーリー等が一新された作品である。
1968年版にて主役であったチャールトン・ヘストンがカメオ出演している。ラストも1作目と同様に、ティム・バートン監督らしい大どんでん返しの結末となっている。
進化は、彼らを選んだ
2011年公開。原題:Rise of the Planet of the Apes
ルパート・ワイアット監督。世界観を一新した全ての始まりを描くリブート作品。これまでの作品のSFX(特撮)からVFX(CGI)へエイプ達の表現が一新された、主人公シーザーをモーションキャプチャで演じるのは「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラム等で知られるアンディ・サーキス。内容もこれまでの人種問題のメタファーからリアルな動物としてのエイプ達の進化を描くシミュレーション的な方向へシフトしている。
舞台は現代、アルツハイマー治療薬を投与されたチンパンジーから生まれた子供、「シーザー」の知性の芽生えと猿に対して残忍なマルフォイ人類への反抗の始まりを描く。
心も、進化した
2014年公開。原題:Dawn of the Planet of the Apes
猿たちにとって知性覚醒の鍵だった治療薬は人類にとって致命的なウィルスだった。猿インフルエンザと呼ばれるそれによって文明は崩壊。生き残ったグループはシーザー率いる拡大し、進化した猿の集落と接触する。
猿に対して融和的な人間マルコムの存在により、集落内の人類の水力発電所を復活させるという共同作業を成し遂げる両者。しかし人類を憎むボノボ、コバが暗躍し猿と人を争いへと突入させる。
あなたは、
最後を見届ける
最初の人類になる。
2017年公開。原題:War for the Planet of the Apes
前作に引き続きマット・リーヴスが監督。人類側へ裏切ったゴリラや猿に保護された言葉を話せない人間の少女ノバ、そして悪役としてウディ・ハレルソン演じる過激派の軍司令官「大佐」が登場する。
復讐をテーマに、シーザー最後の戦いが描かれる新シリーズ三部作の完結編。
2024年夏公開予定。原題:Kingdom of the Planet of the Apes
配給の20世紀スタジオがディズニー傘下になってから初の新作で、監督に『メイズ・ランナー』三部作のウェス・ボールを新たに迎えて製作。
前作から数年後、地球支配の交代劇を経て描かれる新たな世界が舞台。この間に猿たちの間には文明的コミュニティが幾つも形成されており、人類は文明を失い野生動物と化しているなど立場は大きく変化している。
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掲示板
125 ななしのよっしん
2024/12/05(木) 02:04:01 ID: 6pSvyKaDxO
ティム版の公開前後だったかは記憶が怪しいけど
テレビ番組で原作者が日本兵に捕まって強制労働させられたと再現映像と一緒に紹介されていたのは覚えているな
その時の屈辱から「猿のモデルは日本人」とも紹介されていた
今思えば番組制作側の問題だったね
あと時間が経ってからティム版も悪くはないと思えるようになったけど
完全新作ではなくリメイクと紹介されていたのがマズかったな
126 ななしのよっしん
2024/12/05(木) 02:10:41 ID: NuJujO2C+5
127 ななしのよっしん
2025/03/10(月) 21:12:15 ID: gE4P1I/CLl
というか猿(類人猿含む)が悪役やってる作品のほうが珍しくないか?
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最終更新:2025/04/01(火) 02:00
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