アフリカン・カンフー・ナチスとは、2020年に制作されたガーナのB級映画である。
脚本は日本在住のドイツ人映像作家、セバスチャン・スタイン。監督は「ガーナのジョージ・ルーカス」の異名を持つサミュエル・K・ンカンサ(通称ニンジャマン)が担当した。
その内容と作中でのパワーワード連発などで、一部のネット上ではかなり有名になった作品である。
内容が内容なので、日本の配給会社からは配給を拒否されていたが、 2021/6/12(土)よりシアター・イメージフォーラムほかで全国ロードショーが行われた。[1]配給会社はムカデ人間で有名なトランスフォーマー。[2]
2022/3/4(金)よりBD・DVDも発売され、「ブルーレイ デラックス版」「DVD デラックス版」のほか、初回限定生産となる「ガーナアーリア人専用ブルーレイBOX ~ガーナからの贈り物~」の3種が用意された。
既に続編「アフリカン・カンフー・ナチス2」を制作することが決定しており、2023年4月に制作費用を募るクラウドファンディングを実施、約650万円を集めている。
1945年、第二次大戦に敗れ、死んだはずのドイツ第三帝国総統アドルフ・ヒトラーと大日本帝国首相東条英機。
しかし、彼らは秘密裏に潜水艦でガーナに亡命。呪いの込められた「血染めの党旗」とカラテの力でガーナの人々を洗脳し「ガーナアーリア人」に仕立て上げていた。
通っていた道場をナチスに壊滅させられ、彼女もヒトラーに寝取られた青年アデーは、洗脳されたガーナの人々を救うべく、ヒトラーの開催する「天下一武道会」に参加する・・・・
カンフーの一種影蛇拳を学ぶガーナ人の青年。通っていた道場をナチスに襲撃され、師匠はナチスに殺され、彼女は寝取られた。
その復讐を果たすべく、ヒトラー主催の「天下一武道会」に挑む。
アデーの通う道場でカンフーを教えていた男性。道場がナチスに襲撃された際に殺害される。
その後、生前から乗りたがっていたトヨタ車を模した棺に納められ、葬られた。
いつも路上で酔いつぶれている飲んだくれ。しかし、その正体は酔拳の達人。
道場瓦解後にアデーの師匠となったうちの一人。
腰には酒の入った瓢箪を吊るしている。
ペテブシとは、ガーナの酒の一種。
アデーに酔拳を教えるものの、自分の酔拳ではゲーリングの鋼輪拳には敵わないと言い、さらに別の技を身に着けるように勧めた。
道場が瓦解したのち、アデーの師匠となった一人。三本指拳法の達人。
アデーに三本指拳法を伝授する。
なお、彼を演じた方は撮影後、喧嘩がもとで銃殺されている。[3]
ドイツ第三帝国総統。史実では1945年に自殺している。
作中では東条英機とともに潜水艦でガーナに亡命。この地で侵略活動を開始した。
演じるのは脚本を書いたセバスチャン・スタイン。
大日本帝国陸軍大将、第40代内閣総理大臣。史実では1948年に絞首刑に処されている。
作中ではヒトラーとともにガーナに亡命。カラテの力でガーナの人々を洗脳する。
攻撃するときはこぶしが光る。
演じるのは、セバスチャン氏の友人である秋元義人氏。
ドイツ第三帝国航空大臣、ドイツ空軍国家元帥。ヒトラーの側近。
第二次世界大戦終結時には職を解任されていたはずであるが、なぜかついてきている。
演者の関係でガーナ人が演じている。また、演者はドイツ語が話せなかったため、ドイツ語っぽい言葉を話しているらしい。
圧倒的なカラテの強さを誇る。
作中至る所に登場するモブキャラ。もとは撮影中に現れたアドンコ(後述)の宣伝マン。大口スポンサーになってくれたため、登場することになったらしい。
天下一武道会でゲーリングの隣に座っていたり、ヒトラーたちと怪しげに内緒話をしていたりするが、物語の本筋には全く関係ない。
メイキング映像によると、「かなり酔った頃に、満場一致で」出演が決まったらしい。
天下一武道会の参加者。実際に「大きな黒人の女の子」という役名であり、行司の東條からもしっかり「大きな黒人の女の子」と呼ばれている。
天下一武道会ではモンゴリアンと対戦。激闘を繰り広げた。
勝利した後に名前を呼ばれたときは、東條がど忘れしたのか「さっきの黒人の女の子」と呼ばれていた。
ガーナ人の巫女。アデーが血染めの党旗に惑わされぬよう、聖霊を授ける。ちなみに、日本語字幕では、呪文は「あほんだらしばくぞ~」と繰り返し唱えていることになっている。
巫女からアデーに授けられた聖霊。日本語字幕が関西弁なので、とても物騒なことを言っているように見える。
「やったらんかい!旗を焼いてしまうんや~!」とアデーに血染めの党旗を焼くように言う。
その正体はセバスチャン監督の昔からの友人である朝堂院大覚氏。
エンドロールにしか登場しないのは彼がテロリスト扱いになっててパスポートが無効なため。
ガーナのクフォー元大統領とお友達だったらしい[4]
呪いの力が込められてるとされる旗。
旭日旗(海軍使用の日の丸が偏ったもの)の日の丸部分に「卍」(ハーケンクロイツではない)が染め抜かれている。
人間を洗脳できるらしく、ヒトラーたちはこれを用いてガーナの人々を洗脳。「ガーナアーリア人」にしていた。
ガーナの人々が洗脳された後の姿。
顔は白粉で白塗りにされ、ヒトラーたちの命令に従う。
作中では至る所で見ることができる。
ガーナの伝統的な薬酒。とてもアルコール度数が高いらしい。
販売元のADONKO BITTERSが本映画のスポンサーのため、作中でも至る所に登場する。
因みに、アデーにカンフーを教えた酔拳の達人が常に腰にぶら下げている瓢箪に入っているのはアペテシである。
2020年2月に行われた試写会では、視聴者全員にこれが振舞われた。
詳しくはアドンコの記事を参照。
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掲示板
40 ななしのよっしん
2024/04/21(日) 09:59:53 ID: do0tfaKc9D
アドルフ・ロボラーって何だよw
https://
41 ななしのよっしん
2024/04/24(水) 16:20:20 ID: juWcnZam72
>>40
ゲッベルスだメカヒトラーだポリコレのスターリングラードだ挙句の果てには雷電だ…、なんだこれw
42 ななしのよっしん
2024/09/02(月) 22:13:24 ID: HE32jHxz7m
映画「アフリカンカンフーナチス2」制作プロジェクト 第2弾!!
https://
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最終更新:2025/06/21(土) 05:00
最終更新:2025/06/21(土) 05:00
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