鑑定士と顔のない依頼人(原題:La migliore offerta)とは、2013年のイタリア映画である。
監督は『ニュー・シネマ・パラダイス』などで名高いジュゼッぺ・トルナトーレ。
お互い変わり者の老いた鑑定士と豪邸に住むミステリアスな引きこもり美女の奇妙な恋愛模様を描く。
本物の芸術品を多くそろえた美術と観る人によって捉え方が大きく変わるエンディングが話題を呼んだ。
初老の敏腕鑑定士・オールドマンはいつものように競売を的確に捌きながら友人のビリーと共謀してお気に入りの逸品を安値で手に入れていた。
そんなある日、落ち着かない様子の女性から電話越しに父親の遺言ということで美術品の査定を依頼される。
当初はあまり乗り気でなく、また予約した時間に出向いても姿を現さない依頼人、クレアに苛立ちながらも不自然な歯車や12年外に出ていないという彼女に好奇心を覚え次第にこの案件にのめり込んでいく。「童貞を守るなんて変態のすることだってやっとわかったのさ」
ヴァ―ジル・オールドマン
有名美術鑑定士。結構な高齢だが生身の女性が苦手で未だDT。気分が悪くなると密かにGETした女性が描かれた絵画が飾ってある隠し部屋で瞑想にふける。演じるのは『英国王のスピーチ』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに出演したジェフリー・ラッシュ。
クレア・イベットソン
古い館に住む引きこもりの美女。人間のいる場所が苦手だが以前訪れたプラハには強い憧れを持つ。乳首はおろか密林も観れるよ。
ロバート
若きイケメン修理工。ヴァ―ジルが館でくすねた歯車の修繕と彼の“友人”の恋の相談に乗る。
ビリー
ヴァ―ジルの友人兼相棒。画家を志していたがヴァ―ジルからセンスの無さを指摘され夢を諦めた過去がある。演じるのはキーファー・サザーランドの父親。
サラ
ロバートのアフリカ系の彼女。最近ロバートが他の女性に現を抜かしていることに怯えている。
小人
館の対面にあるバーにいるやたら記憶力がいいグレタ似の小人。
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掲示板
1 ななしのよっしん
2020/11/30(月) 01:55:10 ID: fHlngadyc+
記事できたんだ
なんとも良い映画だった。
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最終更新:2025/12/08(月) 03:00
最終更新:2025/12/08(月) 02:00
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