直通快速とは、JR西日本が運行している列車種別である。
2024年現在、阪和線・関西空港線・大阪環状線を結ぶ系統と、おおさか東線・関西本線を結ぶ系統の2種類が存在する。
平日朝ラッシュ時間帯(天王寺駅を6~8時台に発車)のみ運行される列車で、上りの大阪方面のみ存在する。種別幕は「O直通快速」。
運行形態は関空・紀州路快速と変わらないが、大阪環状線内は全駅停車するという特徴があり、逆に同時間帯の関空・紀州路快速の代わりとして運転されている。
なお、各駅停車という性質を分かりやすくするためか天王寺駅からは「O普通」の種別幕で走行する。
運行ルートは和歌山駅→天王寺駅→(大阪環状線外回り経由)→天王寺駅。
一部列車は日根野駅で、関西空港駅発の列車と連結を行う。
一部列車はきのくに線の御坊駅・海南駅始発となっているが、和歌山駅までは普通列車の扱いで運転される(種別幕は「W普通」)。
2008年の設定当初の時期には下りの直通快速も存在し、鳳行きや和歌山行きの直通快速も運転されていた。そしてすぐ消滅した。
和歌山駅→六十谷駅→紀伊駅→和泉砂川駅→日根野駅→熊取駅→東岸和田駅→和泉府中駅→鳳駅→三国ケ丘駅→堺市駅→天王寺駅→大阪環状線外回り内は各駅停車扱い→天王寺駅
おおさか東線を経由するルートを組む系統で、一日に4往復運行される。種別幕は「F直通快速」。
現在の運行ルートは大阪駅(地下ホーム)⇔新大阪駅⇔放出駅⇔久宝寺駅⇔奈良駅。
おおさか東線で唯一の快速列車であり最速種別でもある。
一応阪神なんば線・近鉄奈良線へのライバル意識も持っていたようだが、運賃の高さと本数の少なさからか、対抗馬どころか阪神・近鉄に特段相手にされていない模様。
なお、運行開始当初はJR東西線・片町線を経由し尼崎を発着していたが、2019年3月16日のおおさか東線の新大阪駅~放出駅間開通により、全列車が尼崎へ行くのをやめて新大阪へ行くようになり、2023年3月より大阪駅の地下ホーム開業により、大阪発着へ変更された。なお、遠回りなので大和路快速・区間快速より大阪到着は結構遅い。
2023年10月より平日朝ラッシュ時の大阪方面行きに座席指定サービス「うれしート」が設定されるようになった。暖簾掛けただけだけど。
そして、2024年3月ダイヤ改正以降は平日・休日問わず大阪方面行きの全便に「うれしート」が設置された(あわせて城北公園通駅にも停車する)。
※現在
大阪駅(地下ホーム)・新大阪駅・JR淡路駅・城北公園通駅・放出駅・高井田中央駅・JR河内永和駅・久宝寺駅・王寺駅~奈良駅間の各駅
※過去
尼崎駅(JR西日本)~京橋駅(大阪府)間の各駅・放出駅・久宝寺駅・王寺駅~奈良駅間の各駅
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最終更新:2024/12/29(日) 10:00
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