富士山のふもとにある山中湖を源流とし、上流の山梨県では桂川と呼ばれる。
全長113km・流域面積1,680平方キロメートルで、国土交通省が定める一級河川である。
神奈川県のほぼ中央を流れて相模湾に注ぐ相模川は、平安時代には「鮎河」の別名を持つほどアユが豊富であった。現在もアユ釣りの名所として知られ、その他にも上流にはヤマメ、上流から中流にはアブラハヤ、中流から下流にはニゴイなどの貴重な魚が生息している。
相模湖や津久井湖付近にはキャンプ場やレジャー施設も多くあり、家族連れなどで賑わう。
相模川は戦国時代に船運が開かれ、川を横断する場所は宿場町として栄えた。
江戸時代には高瀬舟と呼ばれる帆掛け舟で相模原市の小倉橋まで荷物が運ばれていたが、
明治以降は鉄道が開通したことと多くの橋が架けられたことから船による水運は衰退した。
また相模川水系には相模ダムなどのダムや堰が多くあり、神奈川県民の6割に水を供給している。
水力発電や工業用水・上水道などの水資源、レクリエーションなど、多くの機能を持つ相模川は、
神奈川県民にとって昔から生活と深く関わってきた「母なる川」なのである。
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最終更新:2025/02/16(日) 20:00
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