民俗学者柳田國男が書き記した日本民俗学の記念碑的作品『遠野物語』の舞台として知られる、四方を山に囲まれた盆地に広がる民話の町。
2005年(平成17年)10月1日、旧・遠野市が上閉伊郡宮守村と合併し現在の遠野市が発足した。
町中には河童や座敷童などの妖怪をモチーフで溢れ、河童の捕獲許可証が必需品だったり、座敷童モチーフのソフトクリームが売られていたりと、日常に妖怪が溶け込んでいる。
1年のうち半分が冬と言えるほど、寒さが続く。
歩いているだけで様々な民族的な発見がある、物語の中に入ったような不思議な町で、その雰囲気に惹かれてか他県からの移住者が多く、移住者向けのサービスも充実している。
名産品はビールが有名。岩手県はホップの生産量が全国一位で、遠野市でも半世紀以上に渡り生産されてきた。高齢化と後継者不足が深刻となり、市が移住者にホップ作りの担い手になってもらおうというプロジェクトをスタートさせたところこれが軌道に乗り、今現在、クラフトビールの醸造所が新たに建設されるなど、ホップの栽培だけでなくビール造りにも力を入れ始めている。コメ作りや大根の栽培も盛ん。馬の産地でもあり大きな牧場がある。
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最終更新:2024/06/03(月) 21:00
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