八幡平市 単語

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八幡平市とは、岩手県の北西部に位置するである。

概要

八幡平市
はちまんたいし
基本情報
日本日本
地方 東北地方
役所所在 岩手県八幡平市野駄第21地割170番地
市町村コード 03214-0
面積 862.30km2
総人口 22,555
(推計人口、2024年3月1日)
人口密度 26.2人/km2
隣接自治体 岩手県
盛岡市二戸市滝沢市岩手岩手町、雫石町、二戸一戸
秋田県
鹿角市仙北市
青森県
三戸田子町
の木 アカマツ
モミジ
ヤマドリ
行政区画テンプレート

標高1,300mから1,600mの峰が連なる山岳地帯に属する「農と大地 」。

2005年平成17年9月1日に、岩手西根町、同松尾、同安代町が合併し発足した。

名称は八幡平の麓にあることから。もちろん元ネタ同様、読みは「はちまんたいら」ではなく「はちまんたい」。

秋田県青森県に隣接し、東北自動車道JR花輪線が縦貫しており、北東北交通の要所となっている。

地を取り囲む山地にあり、広い岩手県の中でも人口密度が低い。

羽山脈の最高峰で岩手県シンボルでもある岩手山がそびえ、国立公園天然記念物が同時に存在し、幾多の渓流が流れ、数多くのスキー場とリゾート地、温泉を有する広大観光地。

スキー場を中心に温泉施設やホテルなどが集まる安高原を有することもあって、岩手県の中でもスキー客が多く訪れる。外国人宿泊者も年間25万人以上訪れ、中でも台湾人からの人気が高い。

松川温泉にある松川地熱発電所は、1966年昭和41年)に稼働を始めた、日本初、世界でも四番の商業ベース地熱発電所。岩手山をはじめとする火山の活動で発生する蒸気を利用して電気を作っている。併設された地熱館では資料やビデオを通じて地熱発電の仕組みを勉強することができる。

焼走り熔岩流は、岩手山の北東斜面の標高1200m付近から麓にかけて見られる溶岩流。一帯は天然記念物に定されている。長さは約4kmで、最大幅は約1.5km。

八幡平アスピーライン岩手県秋田県にまたがる全長約26.7kmの山岳ドライブロード岩手山の、中世騎士せたような地形“アスピーテ”が名称の由来で、ゴツゴツした大きな岩が重なるロケーションは迫力満点。通行可4月から11月上旬は高い確率が出現する。また、除雪を行った際にできる回廊は最高で高さ8mにもなる。

高原牧場は総面積100haの広大な敷地を持つ生産牧場観光牧場が一体となった総合牧場。のんびりとを食むを眺めながらアスレチックじたあとは、新鮮な生から作られた牛乳チーズソフトクリームなどを楽しむことが可

かつては松尾鉱山という鉱山があった。な産出鉱物硫黄で、黄鉄鉱も産し、日本硫黄生産の30%黄鉄鉱の15%を占めるなど、一時は東洋一の硫黄鉱山だったが、高度成長期になると硫黄の需要減や輸入の増加で採算が悪化し、1972年昭和47年) に全に閉山した。現在廃墟となったかつて鉱山労働者が住んでいたアパート当てにマニアが訪れるゴーストタウンと化している。

農業ではコメ作りやリンドウ、キャベツレタスホウレンソウなどの栽培が盛ん。特にリンドウは有名で全トップクラスの生産量を誇る。もともと八幡平市はが豊富な土地であるにもかかわらず、温が冷たすぎたため稲作は積極的に行われていなかったが、各地にコンクリート製の温路を整備したことでコメどころとなった。

飼育や酪農など、畜産も盛ん。

ハチマンタラーという特撮ヒーローみたいなご当地キャラクターがおり、各種イベントに顔を出す。

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