『虹の似合うまち』を名乗っている雫石町は、小岩井農場(一部滝沢市)や御所湖乗り物広場、ファミリーランドなど盛岡市民向けのレジャースポットが集まっている。中でも小岩井農場は明治時代から続く、日本最大の民間の農場であり、牛、馬、羊などが飼われており園内には馬車鉄道も通っている。また21の重要文化財も建っている。ちなみに小岩井農場の小岩井は、小岩井さんが作ったわけではなく、小野義眞、岩崎彌之助、井上勝の三人の頭文字をとったもの。また雫石スキー場では1993年国際大会が行われた。
牧場があるためかジェラートや乳製品が有名。(岩手三大ジェラートなるよく分からないもののうち二つが当町にあるらしい。)
雫石町のあたりは安土桃山時代まで滴石とよばれ、奥羽、出羽の境に位置していたので古くから争いが絶えなかった。坂上田村麻呂の蝦夷討伐以降、たくさんの争いが行われ、江戸時代も盛岡藩、秋田藩の藩境となり、もめごとは多かった。また戊辰戦争でも、旧幕府軍についた盛岡藩と新政府軍についた秋田藩との間で激しい戦いが繰り広げられた。その後は秋田県、岩手県の境がしっかりし平和になった。
鉄道は秋田新幹線の雫石駅があるが止まる新幹線はとても少ない。東京からは約二時間半。あと、田沢湖線の雫石駅~赤渕駅は雫石町。
道路は国道46号が通り、空港は花巻空港まで電車とバスを乗り継いで行ける。
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最終更新:2024/12/02(月) 18:00
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