久慈市とは (クジシとは) [単語記事]

久慈市（くじし）は岩手県北部・三陸海岸北部に位置する市である。

基本データ

人口：約33,500人（平成23年度2月分住民基本台帳より）
面積：623.14ｋ㎡
人口密度：61.23人/ｋ㎡
世帯数：15,208世帯
市長：遠藤譲一
市役所所在地：岩手県久慈市川崎町1番1号
市の木：イチョウ
市の花：ツツジ
姉妹都市：アメリカ合衆国インディアナ州フランクリン市・リトアニア共和国クライペダ州クライペダ市

概要

1954年 11月3日、久慈町・長内町・大川目町・夏井村・侍浜村・宇部村・山根村が合併し久慈市が誕生した。その後2006年 3月4日に九戸郡山形村と合併し現在の久慈市ができた。
市役所の地名「川崎町」は、1967年までそこに川崎製鐵の製鉄所があったことから由来している。
国内最大の琥珀産地として知られる。そのためか「琥珀博物館　久慈琥珀」という琥珀に関する博物館が存在する。ちなみにクライペダ市と姉妹都市提携している理由は同じ琥珀産地であることから。
久慈湾の北に日本地下石油備蓄株式会社の久慈国家石油備蓄基地が存在しており、最大で175万ｋｌの石油を貯蔵することが可能になっている。3月11日に津波により建物やタンクが流されたが職員は事前に避難していたため死者は出なかった。さらに石油は地下に貯蔵されていたためこちらも無事であった。
小袖海岸では海女さんによる素潜り漁が行われている。1959年にラジオドラマ「北限の海女」が放送されたことから彼女達のことを北限の海女と呼ぶようになったらしい。
- 2013年 4月からは海女さんを題材にした連続ドラマ「あまちゃん」がNHKで放送されている。主なロケ地はもちろん久慈市で、作中には久慈市をを題材にした設定が散りばめられている。
2011年3月11日に発生した東日本大震災による津波により死者2名を出す被害を受けた。