「黄承彦」(コウショウゲン ? ~ ?)とは、三国時代の沔南地方の名士であり、
孔明の嫁取りを真似すると、阿承の醜女がやってくるぞ!
※「承彦」とは字(あざな)である。
襄陽郡の出身の、大尉の張温に姉を、荊州牧の劉表に末娘を嫁がせていた豪族の蔡諷の長女を妻とした。
※ちなみに蔡諷の息子が「蔡瑁」で、黄承彦と劉表と蔡瑁は義理の兄弟の関係にあたる。
爽やか且つ朗らかな人柄から沔南地方の名士として知られ、世に出る前の諸葛亮を知り、その才覚を認めて、10代で結婚する事も珍しくない時代に、20代中盤でまだ結婚していない諸葛亮に対して、
君は嫁探しをしているそうだね。
わたしに醜い女がおってね、色黒・赤毛なんだが、才知はつれあいとして釣り合うと思う。
と言い、醜女として知られていた娘の娘の黄月英を諸葛亮に娶らせ、岳父となった。
劉備が、諸葛亮を登用しようと三顧の礼の二度目の訪問を行った際に、劉備・関羽・張飛らと出会い、天下国家について話したものの、劉備は黄承彦の話は実益が伴わない空想論だとして気にも留めずに別れた。
後年、呉の陸遜が諸葛亮の石兵八陣の罠にはまった際に陸遜の前に現れ、
孔明には黙っていてくだされ。
と言って、義理の息子の敵である将を、せっかくかかった罠から脱出する道案内を務めた。
※道案内の理由が不明すぎる為、友人の崔州平が担当しているバージョンもある。
※その他「黄承彦」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照
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7 ななしのよっしん
2017/07/25(火) 03:00:31 ID: LToowSEME9
三国鼎立に至ってワシ良い事するのが好きだから…っていう理由は流石に意味不明すぎるからか
作者によっていろいろと味付けされてるよね
8 ななしのよっしん
2017/11/19(日) 20:33:22 ID: oe1t9//RO/
吉川英治版で不美人の娘のことを形容して「父の黄承彦をちょっと可愛くした程度」
と言ってたのはちょっと笑った
9 ななしのよっしん
2021/07/26(月) 22:19:35 ID: jgGyaXYEeU
石兵八陣は孔明の見せ場
→呉の大将軍である陸遜を引っ掛けて孔明のすごさを強調
→しかしここで陸遜が死ぬと後の展開への影響が大きい
→陸遜は生かしておこう、じゃあ誰に助けさせるか
→孔明の妻だと関係が近すぎるし舅にしとくか、史書にも名前挙がってるし
って感じだったのかな。
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最終更新:2024/04/25(木) 19:00
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