CB1300SF

CB1300スーパーフォア(CB1300SF)とは、ホンダが製造しているネイキッドタイプのオートバイ(大型自動二輪車)である。
当項目では、派生型のCB1300スーパーボルドール(CB1300SB)、CB1300スーパーツーリング(CB1300ST)についても記述する。

概要

CB1300SFは、同社のフラッグシップネイキッドであったCB1000スーパーフォア(CB1000SF)の後継機として1997年東京モーターショーで発表され、翌1998年3月に発売。エンジンは同社のドラッガーモデルであるX4のものをベースにしている。
2003年に2代目にフルモデルチェンジ。排ガス規制に対応すべく燃料供給装置がキャブレターから燃料噴射装置(PGM-FI)に変更されたほか、イモビライザーを装備するなど時代のニーズに応えた。 

CB1300SB

CB1300SBは2005年発売。CB400SBと同じく、ハーフカウルが付き、ミラーもハーフカウル部分に移設されている。

CB1300ST

CB1300STは2009年発売。CB1300SBをベースにしているが、フレーム強化・ACジェネレーター(発電機)強化・パニアケース(サイドボックス)標準装備・ABS標準装備・ステップ位置変更・ウインドシールド(風防)変更・ハンドルをアップタイプに変更など、ロングツーリングを快適にこなせるチューニングが行われている。

スペック

※2012年モデル

	SF	SB	ST
形式名	EBL-SC54
全長	2200mm
全高	1110mm	1205mm
全幅	795mm		890mm
ホイールベース	1510mm
地上最低高	125mm
シート高	780mm
車両重量	261kg (ABS車266kg)	266kg (ABS車272kg)	284kg
最小回転半径	2.7m
エンジン形式名	SC54E
排気量	1284cc
冷却方式	水冷
気筒数	直列4気筒
吸排気弁構造	DOHC4バルブ
内径×行程	78mm×67.2mm
圧縮比	9.6
最高出力	101PS/7000rpm		100PS/7000rpm
最大トルク	11.6kgf/5500rpm		11.5kgf/5500rpm
燃料供給装置	燃料噴射装置(PGM-FI)
燃料タンク容量	21L
燃費 (60km/h定地走行テスト値)	25.5km/L
エンジン始動方式	セルフスターターのみ
点火装置	フルトランジスタ・バッテリ点火
クラッチ形式	湿式多板・コイルスプリング式
トランスミッション	常時噛合式5速MT
タイヤ	前:120/70ZR17（58W) 後:180/55ZR17（73W）
ブレーキ	前:油圧式ダブルディスク 後:油圧式シングルディスク
ABS	メーカーオプション設定		標準装備
サスペンション	前:正立テレスコピック式 後:スイングアーム式
フレーム形式	ダブルクレードル式
価格	通常:112万1400円～114万2400円 ABS車:119万4900円～121万5900円 (カラーにより価格が異なる)	通常:122万6400円～124万7400円 ABS車:129万9900円～132万900円 (カラーにより価格が異なる)	144万9000円～147万円 (カラーにより異なる)

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関連項目

• ホンダ
• バイク
• CB400SF(弟分)