lost(ロスト、うしなわれた)とは、wizardryにおける最悪の状態異常であり、wizardryというRPGの特徴の一つである。
この状態になると通常は復活不能となり、シナリオによっては即座にそのキャラクターはゲームから削除され、そうでなくとも地上に帰還すると即座に埋葬され、キャラクターデータは削除される。
これがあるが故に、独特の緊張感をこのゲームに与えている。この最悪な状態を回避するには
等の方策が挙げられる。
シナリオによってはこの状態から回復できる手段が用意されている場合もある。一部のアイテムのスペシャルパワーでロストからより良い状態に戻せるものや、シナリオVの泉の中にロストからも復活できる効果を持つものがある。そのような手段があるシナリオでは、ダンジョンの中でロスト、即データ削除みたいなことは行われない。
掲示板
32 ななしのよっしん
2024/11/07(木) 06:22:47 ID: 82eUNHKVZR
灰になった時点でギリギリ埋葬出来るかってレベルなのに
ロスト状態をどうやって土の中に送るんだろう?
33 ななしのよっしん
2024/12/10(火) 13:51:53 ID: T/sCj5RmyH
D&DやWIZにロストがあったのは前身のウォーゲームやD&Dにロストがあったからくらいと思われ、一つのキャンペーン(戦役)中にうっかりや不運で強い自駒がなくなるのも遊びの内だったろう
しかしRPGは複数のキャンペーンやシナリオクリア後にまで渡って一つの駒に経験値を蓄積させ、ストーリーや背景設定などゲームデータ以上の要素も有形無形にプレイヤーへ意識させる事になった、つまりロストが当初よりしんどくなった
TRPGではGMの胸先三寸で蘇生手段が用意できるのでメンツやストーリーの雰囲気を読んでロスト頻度を調整できるので基本は変わらなかった
元のウォーゲーム的な死と戦力補充の戦術性を気軽に楽しむ事とロストの緊張感を両立させるために、比較的リスクなく復活できる駒的な戦闘不能状態とルール世界観両面で強固に復活を否定されたロスト状態を明確に分けるシステムが出て来たのは変革かもしれない
CRPGでは初期のWIZはデータバックアップやオートセーブの挙動を読んだ強制切断など各自で対処したが、常態化したので任意セーブとリセットによ
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34 ななしのよっしん
2024/12/10(火) 15:00:02 ID: T/sCj5RmyH
ウィザードリィダフネはリセットによるやり直しをシステムや世界観にまで組み込んでしまったのが面白く、プレイヤーと主人公と作中登場人物の奇妙な連続性と独特の没入感を生み出している
ロストはなお存在するが公式によるリセット能力で慎重に行動すれば寺院に運び込まれる事も稀で、灰まで進んでしまった後でもコスト(リアル時間か金)をかければ多分確実なロスト回避も可能と、それまでのロストありゲームのいい所取りをしたような安全設計になっている
(不具合による閉じ込めとかややこしい育成システムによる素材ロスとか細かい不満は一先ず置いておく)
…にも関わらずロストの懸念を常にどことなく意識させられるのは、無理な進行やトラップでキャラのメンタル値が削れロストが確実に近づいた時、リスクを取るか立ち止まるかをプレイヤー自身が絶えず決断しなければならないからだろう
ダフネのプレイ動画見てたら過去シリーズのリセット禁止プレイについて「リセットできるのに敢えて自分で使わない事に意味があるのでオートセーブ等の強制禁止は何か違う」と言ってる人が居た
その話の是非はわからないが、逆にロストについても「ロストの危険のある選択肢があって、それを自分の決断で回避する」事に意味があるのかもしれない
ガチャのある育成ゲーの多くは被った入手キャラを破棄したり育成素材化する要素があり、アウトゲーム中とはいえ誤操作や判断ミスで長期使用キャラを永遠に失う可能性があるが、普通はロスト要素ありとは認識されない
ロスト要素のあるCRPGでも近年の大抵の作品は誤操作や判断ミスさえなければかなり確実にロストを回避できる
この違いはロスト要素とは「ロストする"かもしれない"要素」なのだと思う
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最終更新:2025/12/06(土) 18:00
最終更新:2025/12/06(土) 18:00
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