SCP-1422とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『The Yellowstone Anomaly (イエローストーンの怪)』。
SCP-1422 | |
基本情報 | |
---|---|
OC | Neutralized // Phenomenon |
収容場所 | 収容不可 |
著者 | Communism will win |
作成日 | 2013年7月9日 |
タグ | 場所 精神影響 記憶影響 |
リンク | SCP-1422 |
SCPテンプレート |
SCP-1422はやや特殊なオブジェクトである。SCP-1422は現象系オブジェクトであり、財団職員がイエローストーン国立公園を知らないというものである。
日本では知名度が低いが、イエローストーン国立公園というのは世界初の国立公園であり、米国で最も人気のある国立公園である。つまりアメリカ人であれば誰一人知らぬものがいない、また世界的には知名度が高い公園なのだが、財団職員である限りは誰一人イエローストーン国立公園を思い出せず、これが存在するアイダホ州・モンタナ州・ワイオミング州の地域についての注目度も高くないと述べる。財団職員であれば旅行好き・あるいはナチュラリストなどのようにイエローストーン国立公園に注目をしないはずがない職員でさえ想起できず、国立公園局の記録中には財団職員がイエローストーン国立公園に入場するに当たってのいかなる許可証や予約の購入記録も記録されていない。
とはいえ、イエローストーン国立公園について上記の異常性のままであれば財団は気付くことはないはずであった。イエローストーン国立公園を「知らず」「言及できない」のだから。しかしスクラントン次席研究員がひょんなことに、とあるアノマリーの効果で長時間の何らかの体験をした際、何故かこのイエローストーン国立公園に関する体験(まあおそらくは雄大できれいな自然を楽しむという体験であろうが)を見たことでSCP-1422現象が発見された。スクラントン次席研究員はこのインシデント以前はイエローストーン国立公園の名を聞いたことがなかったと述べた。グラフ博士とハルボルセン次席研究員により、イエローストーン国立公園は実在は愚か、世界的に有名で広く知られた公園であることを確認した。一方で財団職員にヒアリングしたところ誰も同公園について知らなかったのだ。
財団は「別のアノマリーによって引き起こされた可能性」「SCP-1422はイエローストーン国立公園を知られないようにする現象ではなく、イエローストーン国立公園の存在にかかわる知識そのものを財団職員から根こそぎ奪い取る現象」だと仮説をたてた。また「スクラントン次席研究員がイエローストーン国立公園を知る前からイエローストーン国立公園は存在する[1]」「他団体がイエローストーン国立公園を財団の知識から奪おうとしたとは考えにくい」という結論を出している。
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最終更新:2025/01/05(日) 08:00
最終更新:2025/01/05(日) 08:00
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