SCP-509-JPとは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『超援調理師ミーレイド・カーキ』。
| SCP-509-JP | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Euclid |
| 著者 | blackey |
| 作成日 | 2015年7月17日 |
| タグ | 2周年goiコンテスト エージェント・ヤマトモ 交換 人間型 衣類 超電救助隊hero 軍事 |
| リンク | SCP-509-JP
|
| SCPテンプレート | |
SCP-509-JPは装甲服を纏った人型実体。この装甲服には眼の前の対象が空腹かどうかを判定するセンサーと、そのへんのものを何でもランダムな料理にする『クッキング・コンバーター』なる装置がついているほか、力をサポートする機能もついている。もともとはグライダー機能もついており飛行できたが、現在は燃料が尽きておりそれは不可能。
生ゴミだろうが残飯だろうが料理にするほか、空も飛べる(正確には、かつて飛べた)などまさにやりたいことは「自分を犠牲にしないアンパンマン」であろう。こういう意味では非常にすばらしいヒーローであると言える。……のだが、この装甲服は融通が利かない。眼の前の対象が空腹であれば、仮に相手がご飯を食べる気がなかろうが無理やり料理を作って押し込もうとする。生ゴミはランダムな野菜、肉・魚に作り変えられ生鮮な料理に変化するので全然いいのだが、無機物(コンクリートやガラス、金属)などは流石に作り変えてくれないので食えない料理が完成する。でも食わせてくる。
どうやらこの装甲服が活性化すると、SCP-509-JP本人の記憶はぶっ飛ぶらしい。かつてはSCP-509-JPは世の中の飢餓を憂い、飽食の日本を離れ紛争地帯に向かった。そこで「料理」を産み出し難民を救っていたのだが、ある日ついに材料になりそうななにもかもが尽きてしまった。だが死体は『有機物』なのでそれを使って料理を生成する。SCP-509-JPはこっそり死体を作り変えて料理にして食わせていたが、ついにそれが露見。多くの人たちはそれを嫌がるようになったが、嫌がろうが空腹になり、空腹になればSCP-509-JPの装甲服が活性化する。そしてそれを食べるのを拒み嘔吐して窒息した人たちと、それをまた料理にしてという悲劇が発生してしまう。SCP-509-JPは自らの力に悲嘆し、日本に戻ってきたが、人々を見るたびにその時の光景が浮かんでしまい、財団に見つかるまでの間は山奥に隠棲していた。
現在は財団収容下にあり、非活性時は収容に協力的であるが、空腹の人間が近づくと活性化してしまうので、食後2時間以内や携帯食を携行した職員のみ近づくことを許されている。
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最終更新:2025/12/06(土) 00:00
最終更新:2025/12/06(土) 00:00
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