SCP-509-JP 単語


ニコニコ動画でSCP-509-JPの動画を見に行く

ミーレイドカーキ

1.4千文字の記事

でも……なんでもない他人の顔を見るたびに想像しちまうんだ。あのゲロまみれで、鼻水でクシャクシャになったまま死んだ、あの顔を……


SCP-509-JP - SCP財団exitより,2022/09/21閲覧

SCP-509-JPとは、シェアード・ワールドSCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。

名は『超援調理師ミーレイド・カーキ』。

概要

SCP-509-JPは装甲った人実体。この装甲には眼の前の対空腹かどうかを判定するセンサーと、そのへんのものを何でもランダム料理にする『クッキング・コンバーター』なる装置がついているほか、力をサポートする機もついている。もともとはグライダーもついており飛行できたが、現在は燃料が尽きておりそれは不可能

ゴミだろうが残飯だろうが料理にするほか、も飛べる(正確には、かつて飛べた)などまさにやりたいことは「自分を犠牲にしないアンパンマン」であろう。こういう意味では非常にすばらしいヒーローであると言える。……のだが、この装甲は融通が利かない。眼の前の対空腹であれば、仮に相手がご飯を食べる気がなかろうが理やり料理を作って押し込もうとする。生ゴミランダム野菜に作り変えられ生鮮な料理に変化するので全然いいのだが、機物(コンクリートガラス金属)などは流石に作り変えてくれないので食えない料理完成する。でも食わせてくる。


どうやらこの装甲が活性化すると、SCP-509-JP本人の記憶はぶっ飛ぶらしい。かつてはSCP-509-JPは世の中の飢餓を憂い、飽食の日本を離れ紛争地帯に向かった。そこで「料理」を産み出し難民を救っていたのだが、ある日ついに材料になりそうななにもかもが尽きてしまった。だが死体は『有機物』なのでそれを使って料理を生成する。SCP-509-JPはこっそり死体を作り変えて料理にして食わせていたが、ついにそれが露見。多くの人たちはそれを嫌がるようになったが、嫌がろうが空腹になり、空腹になればSCP-509-JPの装甲が活性化する。そしてそれを食べるのを拒み嘔吐して窒息した人たちと、それをまた料理にしてという悲劇が発生してしまう。SCP-509-JPは自らの力に悲嘆し、日本に戻ってきたが、人々を見るたびにその時の光景が浮かんでしまい、財団に見つかるまでの間は山に隠棲していた。


現在は財団収容下にあり、非活性時は収容に協力的であるが、空腹人間が近づくと活性化してしまうので、食後2時間以内や携帯食を携行した職員のみ近づくことを許されている。

余談

関連動画

関連コミュニティ・チャンネル

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連リンク

この記事を編集する

掲示板

掲示板に書き込みがありません。

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/06(土) 00:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/06(土) 00:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP