shiningray発表は2008年9月28日。164氏の「初音ミク処女作」。
病室の一角、 ずっと変わらない景色。 眩しい日差し、燃える太陽。 志半ばの少女は死をどう見つめるのでしょうか。
―――動画説明文より
ミクの調整・オケの作りこみレベルや歌詞のテーマに多くの人が魅せられ、発表初日より話題となりわずか1日で2万再生OVERのヒットとなる。全自動(う)Pによる同日の『日刊ボーカロイドランキング#231』で初登場第一位となった。
同月30日のsippotan(しっぽたん)氏まとめ『週間VOCALOIDランキング#52』では、初登場2位という快挙を成し遂げる。「初音ミク処女作」「VOCALOID処女作」がランキングで初登場上位に躍り出ることは、非常に珍しい。
当人としては思いがけなかった大ヒットに少々とまどったようだ。
音楽性の高さや、そのテーマの深さから「歌ってみた」「演奏してみた」「VOCALOID-PV」の題材としても人気があり、良質の二次創作作品が生まれ続けている。
また、すでにJOYSOUNDへのカラオケリクエストもなされており、164氏本人もJOYSOUNDへのカラオケ化の意思があることを通告した(08年10月21日ブログ内容より)。
08年10月31日よりリクエスト受付開始。 [JOYSOUNDトップページ]
おおくの支持を集めた本作は08年12月1日、めでたくカラオケ配信が決定。現在164氏のブログ上では記念ということでミクのVSQが配布されている。聴くためにはVOCALOID2エディタ(初音ミク・鏡音リン・レン・sweetannなど)が要る。
・・・時を経て、2012年1月16日。164本人によるセルフカバーが投稿された。ボーカルを初音ミクからGUMIに置き換えており、新たに録音された演奏も初投稿から3年半を経て雰囲気を大きく変えている。魔汁PによるMMD-PVが添えられ、モデルには「ままま式GUMI」が用いられている。
Lyrics | 164 |
Music | 164 |
Vocal | 初音ミク |
そっと 手を伸ばした
むこうの カゴのフルーツ
静かに 過ぎる時間と
億千の 思い出と
大丈夫だから 怖くなんてない
もう泣かないで あたし…
shining ray and burning red
今だけ 強がらせて
きっといつか 帰る日が来ると
信じて ここにいるから
きっと 何も変わらず
全てが このままなの
何度も 見た風景と
ちょっと ずれた時計
何をしてても 何を思っても
同じこと いつか…
shining ray and burning red
明日という 遠い日
怖くて 苦しくて
この手が 届かないよ
今、目に映ってる空
雲一つない 青
今、確かにわかるのは
明日は もう来ない
もう 少し眠たいの
ねえ この私の
ちょっと 小さな宝箱
中には 大事な
思い出だけ… 思い出だけ…
shining ray and burning red
今だけ 強がらせて
もうすぐ 終わりが来ると
わかって ここにいるから
shining ray and burning red
幸せな 日々でした
あたしは 眩しい空から
みんなを 見守るから
左:shiningray原曲/右:164本人によるセルフカバー
※先行してヒットした『メルト』(ryo氏)や『曾根崎心中』(デッドボールP)が、「演奏してみた」セッション動画の制作まで至ったのと同様に、08年11月7日「バンドエディション」動画が作成された。
今後「歌ってみた」分野も巻き込んで、ますますの発展を見せることが期待される。
左:初音ミク歌唱ver.を収録/右:GUMI歌唱ver.を収録
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最終更新:2024/11/22(金) 16:00
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