かんざし(武器) 単語

カンザシ

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かんざし(簪)とは、女性を結う時に使う装身具(装飾品)の一種であるが、ここでは武器としてのかんざしについて説明することにする。

概要

悪人に襲われそう(レイプされそう)になった女性が、防衛手段としてに挿していた(もしくはたまたま落ちていた)かんざしを手に取って悪人のどこかしらに刺して逃げ出す…というシーンが大体の時代劇で存在する。
これとは別に、かんざしを防衛手段用としてではなく戦闘用の武器にして悪人を始末するという使用方法もある。

使用者は、時代劇必殺仕事人』に登場する仕事人飾り職人の秀(第33話より使用)や『必殺仕舞人』に登場する仕舞人・東京山などだが、ここでは代表例として秀の使用方法を採り上げることにする。

秀のな使用方法
  1. 柄(持ち手)に房が沢山ついている、先のった金属製のかんざし(第39話までは銀色、第40話以降は色)を取り出してから一度口にくわえる(この時にかんざしをくるりと回すこともある)。
  2. に、近づいてから悪人を蹴り飛ばしたりして悪人の背後を取る。
  3. かんざしを三本ので挟んでから口から抜き、くるりと回してから悪人の首筋(延髄)やなどを刺して始末する(ちなみに、かんざしを回したときに鳴る金属音は、第8作『必殺からくり人』で夢屋時次郎武器ヘラを回したときのSEの流用で、アニメ美少女戦士セーラームーン』で変身時に額にティアラが装着されるときにも流用されている。また、それ以外にも、この音は色んな番組・作品やCMにも使われている)。
  4. 悪人が絶命したら、かんざしを引き抜く(そしてその場から立ち去る)。

ちなみに『必殺シリーズ』でかんざしを武器にしたことがある仕事師は秀以前にも存在する。
第4作『暗闇仕留人』第17話では、仕留人・糸井貢が殺された妻のを取るために、妻の形見のかんざしで悪人を始末しており、第5作『必殺必中仕事屋稼業最終回では元締のおせいがかんざしで黒幕を始末している。
どちらも一回こっきりのことなので、使用者の例として秀を挙げた。

なお、RPG(特に『ファイナルファンタジーシリーズ』)でもかんざしが武器にあるが、FFのかんざしは攻撃ダントツに低い遠距離攻撃用のネタ武器らしい。また、『桃太郎伝説II』及び『桃太郎伝説外伝』では、夜叉姫が専用の武器にしていたが、『新桃太郎伝説(新)』ではになっている。

何にしても、かんざしで人を殺すというのは(使う具に限らず人殺し自体)やってはいけないことので、よい子は絶対に真似しないように気をつけましょうね。

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