『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(やはりおれのせいしゅんらぶこめはまちがっている)とは、渡航によるライトノベル作品である。略称は「はまち」「俺ガイル」など
イラストはぽんかん⑧が担当。
概要
2011年3月に、第1巻がガガガ文庫(小学館)より発売された。
作者の実体験なのか、主人公の一歩後ろのひねくれた思考の描写と千葉に対する愛には定評がある。
最初はキャラの立ち位置や第1巻の帯に「僕は友達が少ない」の平坂読の推薦コメントがあったりしたので、「僕は友達が少ない」と比較される事があったが、現在では別個たる確立された人気を獲得している。
ストーリー
主人公の比企谷八幡は高校2年生。
交友関係は一切持たず、ひねくれた考え方の持ち主であった彼だが、そんな八幡が生徒指導の教員、平塚静によって「奉仕部」に入部することとなった。
そこには学校一の美少女と評される、雪ノ下雪乃が所属していたのだ。
その後奉仕部の活動を経て由比ヶ浜結衣、材木座義輝、戸塚彩加と出会い彼の物語は始まっていく・・・。
主な登場人物
登場人物はすべて千葉の地名に由来している。
声優はドラマCD版のもの。
- 比企谷八幡(ひきがや はちまん)
- 声:江口拓也
- 主人公。総武高校2年F組に在籍。平等を重んじることをモットーとし、その信条から一切の友達を作らない。成績については、文系コース国語学年3位であり、そこそこ優秀であると自負している。人に好まれるものを好まず、マイナーなものを好む傾向があり、静からは高二病と評されている。
- 雪ノ下雪乃(ゆきのした ゆきの)
- 声:早見沙織
- ヒロインその1。総武高校に通う高校2年生。八幡らが所属する普通クラスよりも偏差値が2, 3ほど高い国際教養科であるJ組に所属し、あらゆる学力テストにおいて常に学年1位をとっている。また、貧乳ではあるがその優れた容姿から学校一の美少女とも言われる。小学校高学年以降多くの男子生徒に好意を寄せられており、それが原因で女子生徒からは嫉妬されて嫌われており、友達もいなかったが由比ヶ浜とは良い関係となる。そういった経験から、人の嫉妬などの醜い部分を含めて世界を変えるため、奉仕部で活動を行なっている。読書を趣味としており、部活動時は通常読書を行っている。自分の信念を貫き、建前をほとんど用いないため、人の悪口も躊躇なく言う。
- 由比ヶ浜結衣(ゆいがはま ゆい)
- 声:東山奈央
- ヒロインその2。八幡のクラスメート。いわゆるアホの子。クラスでは葉山や三浦などが所属する友達グループ(いわゆるリア充グループ)に所属しており、そのグループの一員たるために他人に迎合しているため、ありのままの自分というのを殺している。建前を言わない雪乃の姿に感銘を受け、以降彼女を呼び友達として付き合いたがるようになり、奉仕部の活動も行なっている。高校入学時に八幡に飼い犬を助けてもらっており、好意を寄せるも空回りしている。
- 材木座義輝(ざいもくざ よしてる)
- 声:檜山修之
- 総武高校2年C組に在籍する高校2年生。いわゆる中二病であり、自らを剣豪将軍と称している。その性格から友達がおらず、体育でペアを組まされた八幡のことを相棒と呼んでいる。ライトノベル作家を目指しているが、設定ばかりが先行してしまっており、その度に八幡や雪乃にダメだしされている。
- 戸塚彩加(とつか さいか)
- 声:小松未可子
- 八幡のクラスメート。テニス部に所属する。女の子のような容姿をしているが、性別は男。由比ヶ浜は元からの知り合いであり、テニスの練習をつきあってから、奉仕部とは関係を持つようになった。八幡は彼のことを気に入っており、上記のヒロインよりもヒロインっぽいフラグを立ててることがある。
- 平塚 静(ひらつか しずか)
- 声:柚木涼香
- 総武高校の国語教師兼生活指導担当。八幡や雪乃など社会に適応できないと思われる生徒を奉仕部に集めており、またそういった生徒たちは見ていて面白いとも評している。少年漫画をこれなく愛す。
- 比企谷小町(ひきがや こまち)
- 声:悠木碧
- 八幡の妹。要領が良く、兄を利用することに長けている。
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