ヴァルハラ・オティンティン館とは (ヴァルハラオティンティンカンとは) [単語記事]

ヴァルハラ・オティンティン館とは、「求嵐」氏が男性向け官能小説投稿サイト「ノクターンノベルズ」にて連載している小説作品およびそれを原作とした漫画である。キャラクター原案は萌木雄太。

概要

求嵐が2017年から連載している異世界で働く男娼の少年を主人公としたエロライトノベル。小説投稿サイトとして有名な「小説家になろう」のグループサイト、男性向け官能小説を扱う「ノクターンノベルズ」に投稿されている。

「ノクターンノベルズ」でのタイトルは『ヴァルハラ・オチンチン館』だが、書籍版やコミカライズ版では「オティンティン館」に変更されている。

2019年 1月にビギニングノベルズより書籍化を果たすと、2020年秋には夕仁を作者としウルトラジャンプ本誌にてコミカライズ版の連載も開始された。ニコニコ静画でも公開されている。

あらすじ

飯島翔太は12歳のころ河川敷で入手したエロ本の影響でファンタジー風なお姉さんが大好きなスケベ少年に育ってしまう。それから3年、拾ったエロ本でオナニーをし続けた回数は999回を数えていた。

そして記念すべき1000回目のオナニー。いつもよりハッスルしすぎたせいで精子の飛距離が伸び表紙にブッカケてしまった将太は、気がつけば女が男を性処理道具として支配する異世界に転生していた!

女達の楽園であり男達の地獄である男娼館「ヴァルハラ・オティンティン館」に奴隷として売り飛ばされた将太は持ち前の性欲と性知識を駆使し成り上がっていく。

登場人物

飯島翔太: 15歳。童貞。見た目は黒髪黒目の平凡な日本人だが12歳の時に拾った通称「エロ本様」の影響で極度の異国ファンタジー風お姉さんフェチとなっており、性欲・性知識ともに異世界人を遥かに凌駕している。イメージトレーニングで鍛えたエロテクと吹奏楽部ゆえの肺活量と舌使い、「竜堕とし」と称されるペニス(この異世界の男性のペニスは人差し指ほどの長さが普通)を用いて女尊男卑な世界を生き抜かんとする。男娼として以外にも元いた世界での知識を活かしプリンやホットケーキを伝授するなど多岐にわたり活躍する。
シャルロッテ: 通称シャル。ヴァルハラ・オティンティン館のメイド長。Dカップ。黒髪黒目フェチの精飲マニア。精液検査という嘘をつき連日翔太の精子を味見する。
ヨハンナ: ヴァルハラ・オティンティン館の副メイド長。館に売り飛ばされてきたばかりの少年を顔面騎乗クンニで躾けるのが趣味。
ウルスラ: ヴァルハラ・オティンティン館の館長。Fカップ。授乳プレイ好き。翔太を金貨10万枚で買い取る。
ヒルデガルド: 通称ヒルダ。竜人族の先代皇帝。Hカップ。齢は512歳だが見た目は角が生えてる以外は少女そのもの。男なら老若美醜貴賤大小問わず好物。翔太に対し3年間館で様々な女と交わることを命じる。将来的に翔太を種馬とし、少子化に悩む帝国を救う計画を立てている。
メルセデス: 「新人潰し」の異名を持つ女騎士。C寄りのBカップ。言葉責め、恥辱責めを好むドS。新しく入った男娼のぎこちない奉仕が好きだが、同時にそれらへの度を越した説教も愉悦としており、潰した男娼の数は10や20ではきかないなど出禁寸前の立場にある。よくリクエストするプレイは姉弟プレイ。
グレーテル: 巨乳で知られるウルスラより一回り大きいJカップの爆乳を持つ、野生の香り漂うミノタウロス族の木こり。その身長は190cmを超えている。尻穴フェチ。せっせと働いて貯めた金貨でミハエルを指名するも差別的な言葉とともに拒否られたことで暴れまくってしまうが、事情を知った翔太の同情を買い彼とソーププレイをする。特技は牛タンのような舌でのアナル舐め。
ドロテア: 通称ドロシー。悠久の時を生きこの世のあらゆる魔法をその身に修めし大賢者。Cカップのムニュムニュしたスライム乳の持ち主。耳舐めプレイに興味がある。ヒルダに男を教え、ヴァルハラ・オティンティン館建設を彼女の母に進言した張本人だが、当の本人は千歳を超えたころから性欲が減退しておりここ百年は男を抱いていない。ヒルダからの評判を聞いてオティンティン館を訪れた際は「ドラゴンブラッド」という魔法具を翔太に飲ませ、彼の一物をAV男優並みにアップデートさせた。
カサンドラ: 竜神帝国の国教である黒竜教を統べる法王。Eカップ。催眠調教プレイフェチ。切りそろえた純白の髪、深紅の瞳、左目の泣きボクロ、別の生き物のような舌が特徴。
イングリット: 通称イング。田舎から出てきた熱砂の民という砂漠にすむ種族の旧王家の女性。20歳になっても処女だったが翔太との初夜以降は妹を交えての3Pが癖になった。Gカップ。特技は占い。ミハエルの許嫁だったがより良い相手を見つけた彼にアッサリ見切られる。
マルグリット: 通称マール。イングリットの勝気な妹。Aカップ。姉のことが大好き。いつか翔太を自らの手籠めにしようと考えているお気楽ガール。
ヘルガ: 旧熱砂王国を束ねる女王でありイングとマールの母親。Gカップ。イメージプレイフェチ。性豪揃いの熱砂の女の中でも飛びぬけた性欲を持っており、民からはその戦闘力・統率力と併せて「女魔神」と呼ばれている。
カール: 金貨100枚で買い取られた金髪の外人ショタ男娼。翔太にとってこの世界で初めてできた友人であり、異世界に戸惑う彼に様々なアドバイスをしてくれる。女性は苦手。
ミハエル: ヴァルハラ・オティンティン館のナンバーワン男娼。大の女嫌いで大の男好き。当時の最高額である金貨1000枚で買い取られた。自分より遥かに高値が付いた翔太を敵視するなどプライドが高いが、女のことを見下しているため男娼という仕事自体には誇りを感じていない。