マリアンヌ=フォン=エドマンドとは (マリアンヌフォンエドマンドとは) [単語記事]

マリアンヌ＝フォン＝エドマンド（Marianne von Edmund）とは、ゲーム『ファイアーエムブレム風花雪月』の登場人物である。
CVは秦佐和子。

概要

情報

年齢：17歳→23歳
身長：163cm
趣味：女神に祈ること、鳥獣と話すこと
好きなもの：女神、鳥、動物、読書、儚げな植物
嫌いなもの：自分、紋章、整理整頓
誕生日：11月23日

人物

「金鹿の学級」の一員で、レスター北部の新興貴族であるエドマンド辺境伯の養子。
レスターのとある領主の娘として生まれたが、両親が失踪し、遠縁のエドマンド辺境伯に引き取られた。

他人と関わることを嫌がり、彼女の声すら聴いたことのない者も多いという。一方で、動物に対しては心を開いている。信心深く、女神への祈りを欠かさない。
極めて内向的かつ悲観的な性格であり、他人に「関わりたがらない」のでもあり、「関わるのが苦手」でもある。

紋章を宿しているが、そのことをひた隠しにしている。どうやら、その「忌まわしい」紋章を宿すことが両親の失踪の原因で、このような人格が形成された要因となっているようだが……
ゲーム中でも主人公の持つ紋章などと同じように「？？？の紋章」と表記されており、外伝によって明かされるその紋章の名は、獣の紋章。本来はフォドラ十傑と並ぶ英雄であったモーリスの紋章だが、ある時モーリスは獣へと姿を変えて人々を虐殺し、その名は歴史から抹消され、獣の紋章とだけ呼ばれるようになった。

第1部のグラフィックでは目に隈があり、前髪で顔に影までかかっていていかにも根暗そうな印象を与えるが、第2部では一転して目元がスッキリする。もっとも、性格はあまり変わっていないのだが、戦乱の時代とはいえ仲間と共に過ごすうちに多少なりとも心境の変化があったことが覗える。
そのような変化があるキャラであるため、今作で唯一、味方にしておかないとどのルートでも5年後は登場しないという特徴がある。

ユニット性能

個人スキル：動物愛（騎馬・飛行の味方と隣接中、ターン開始時にHP20%回復）
紋章：？？？の小紋章（武器攻撃時、まれに威力上昇）
得意技能：剣術・信仰・馬術・飛行
苦手技能：格闘術・重装
才能開花：槍術・？？？

技能的には色々なことができそうな内容だが、力の伸びは悪いため武器を使って戦うのは厳しく、普通の魔法ユニットとして扱うのが無難。
白魔法では「サイレス」を習得するのが主な特徴で魔道士対策に有効、「リブロー」もあるので汎用性は十分。また、「リザイア」「オーラ」もあるので、白魔法だけで攻撃も事足りる。
一方、理学のほうは得意ではなく普通だが、黒魔法の射程1-3の「トロン」、命中の「シェイバー」、必殺の「フィンブル」と、丁度白魔法の穴を埋めてくれるような構成になっている。
馬術得意・槍術開花でホーリーナイトに必要な技能が全て揃っているが、理学を上げてグレモリィになる方が楽。そのため、移動力か魔法回数かの好み次第で決めよう。育成は少々難しいが、ファルコンナイトになれば、高い回避能力と紋章効果を活かした運用も可能。

ただし、外伝クリアで入手できる英雄の遺産（ブルトガング）が剣であり、射程は1だが魔法武器扱いとちゃんとマリアンヌの能力に配慮した性能が設定されていて、紋章一致での専用戦技も存在する（当然、彼女の他に一致する者はいない）。
剣術技能で戦技「魔法剣」も習得でき、剣で戦う運用にも夢がある。

尚、実は彼女にはもう一つある才能があるのだが、先生では授業できないため本篇中では開花しない。
その才能は一部のエンディングで見ることができる。

ブルトガングの出典はシドレクス・サガ（Wikipedia）に登場する剣。