ソティス 単語


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ソティス

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「わしの名はソティス! 始まりのものと呼ばれておる」

ソティスとは、ファイアーエムブレム 風花雪月(題:『Fire Emblem: Three Houses』)に登場するキャラクターである。

概要

主人公ベレト / ベレス)の意識の中に突如現れた少女
見かけこそ幼いがその口調は年寄り染みており、性格もやや尊大ながらも老成した印を受ける。
所謂のじゃロリ

エーデルガルトを守り盗賊の攻撃を受けかけた主人公の前に現れ、時を巻き戻す力でその命を救う。
以来度々主人公の言動に口出ししつつも、その行く先を見守っている。

主人公以外でその存在に気づく者はもおらず、
自分の名前と「はじまりのもの」と呼ばれていたこと以外の記憶を失っているなど、色々とが多い存在。

その正体

以下、重大なネタバレが含まれるので観覧注意。

その正体はかつてフォドラの人々を導いた存在である「はじまりのもの」、神祖・ソティス
セイロス教が崇める女神とは彼女のことである。

太古の昔、何処からかフォドラ大地へと降り立って自らの血をから属を生み出し、また人々に対しては知識や技術を与えてその文明を大いに発展させた。
しかし奢った人々は次第に彼女に背き始め、挙句の果てには自ら神を称し戦いを挑んだという。
その結果当時の世界は壊滅し、人間も大半が滅び去ってしまう(この際生き残った人類の一部が、地下に潜りソティスとその属への復讐を企むようになる。その末裔が風花雪月黒幕、闇に蠢く者・アガルタである)。

その後ソティスは自らの力で大地再生を行い、気が遠くなるような年の果にそれを成し遂げた。
そして自らの役は終わったとして、墓にて長い眠りについた。

以降、墓はソティスの属達の手により守られていたが、しばらくの後に「アガルタ」の支援を受けた盗賊ネメシスの手によって暴かれ、その遺体を利用されてしまう。
ガルタの手によりその血からは「炎の紋章」が、そしてからは「天帝」が生み出された。
ネメシスはこれらを使い属達を虐殺、それらの血やをも利用し他の紋章や「英雄遺産」を生み出していった。

その後ネメシス属の生き残りであるセイロス、後の大司教レアによって討ち取られる。
炎の紋章と天帝を取り戻した彼女は、それらを使ってソティスをらせようと考える。
その行いは属達の中でも禁忌とされた行いであったが、会いたいという気持ちには勝てずレア人体実験を繰り返していく。

失敗に失敗を重ね、やがて彼女は十二人実験体を生み出すに至る。
その実験体は当時のセイロス騎士団長ジェラルトに落ち、彼の子供を身ごもるのだが、子共に出産に耐えきれずに子は死亡母親瀕死の状態となってしまう。
彼女は自らの炎の紋章を子供に移すようレアに懇願、レアがそれに応えたことで奇跡的に子供は息を吹き返したが、母親死亡してしまう。

こうして変則的な形で誕生した「十三実験体」。
それこそが本作の主人公であるベレト/ベレスであった。

やがて成長した彼/彼女の中にソティスの意識が宿るが、長い眠りについていたが故かその記憶は失われ、姿も幼女のものとなっていた。
以上が、本編に至るまでのあらましである。

その後、本編中盤にてアガルタのにかかり陥った窮地を脱するため、ソティスは主人公融合することを決意。
結果として彼女の意識は消滅してしまう。
とはいえ全に消滅したわけではないようで、主人公が5年の眠りについた時はそのを覚まさせている。
更に彼女エンドでは特に何事もなかったかのように復活
主人公の想いを受け入れ、共に行きていくことになる主人公妄想とか言うな)

なお、上記の過去レアから語られたものであり、ソティス自身は己の過去について一切言及していない。
そのためまだ何か語られていない真実がある可性も十分にある。

ファイアーエムブレムヒーローズでは

風花雪月が発売されてから5日後の7/31にソーシャルゲームファイアーエムブレムヒーローズ」でくも実装されている。

玉座の少女

通常版。兵種は属性で歩行の。そして素足
神階英雄として実装されているため、通常の英雄召喚(ガチャ)では出現せず、不定期に開催される神階英雄召喚など特殊な英雄召喚で仲間にすることが出来る。

Aスキルには自身とも隣接していないと戦闘中攻撃、速さが+6される「攻撃速さの孤軍3」、Bスキルに自身の体力が75以下になると、ターン開始時カウントが-1され、かつ義発動時にダメージ+10される「怒り3」、Cスキルにはカウントが最大値の場合、ターン開始時にカウントが-1される「始まりの鼓動」を持つ。
所持武器特効を効化し、遠距離反撃付きの「天帝の波動」。
義は速さの30%ダメージに加算し、かつ与ダメージの30%分をHP回復する「」。
この内「天帝の波動」「」は本人のみ装備可の専用スキルとなっており、他のユニットへの継承は不可となっている。「怒り3」も一部のユニットへは継承不可である点も注意。
そして意外なことに「始まりの鼓動」は他のユニットへの継承が可であるため、お気に入りのユニットへ継承させることも可である。そもそもソティス自体かなり重なユニットなので継承は計画的に。

原作では戦わせることのできないキャラクターであるがそこはFEH、非戦闘キャラユニットとして運用が可であり、一言で言うならめっちゃ速いのじゃロリ歩行ユニット

素の速さが39、この時点でもトップクラス速さであるが、スキルの組み合わせ次第では速さ50以上と絶対追撃ウーマンと化す。
加えて属性であるにも関わらず特効というファルシオン涙目な性である。当然他の特効も効になる。

弱点としては歩行である故に移動力がやや乏しく、属性であるためどこぞのヤクザ相手では圧倒的不利となり反撃できず離脱ということが多々ある。
速さに関しては前述の通りであるが、守備魔防に関しては基準並であるため、驕れる者はドツボにはまるファイアーエムブレムでは油断大敵であることを忘れないでほしい。

余談であるが、ヒーローズ公式4コマでは風花雪月女主人公ベレス」と一緒にお茶会を楽しんでいた。
主人公以外にソティスの姿が認識できているであろう数少ない事例であり、ベレスが成長した生徒たちへの評価がある意味メタい発言をしたことに驚いている様子だった。そりゃあ落とし物が毎出てればね…

雪夜の幻

クリスマス限定のユニットであり、風花雪月キャラクターで初の英雄となった。
通常はを強調した衣装なのに対し、祭りなためかを強調した明るい色合いとなっており、髪色ということもあってか、クリスマスツリーの装飾品が付けられている。あと素足じゃない。
兵種は属性で重装の

Aスキルは最染み「距離反撃」、Bスキルは自身の体力50%以上だとカウントが-1、敵のカウントを+1する「義隊形3」、Cスキル実装時点で初スキルターン開始時に敵が2マス以内にいると、自身の攻撃と魔防を+5かつ、2マス以内にいる敵の攻撃と魔防を-5する「攻撃魔防の威嚇3」。
所持武器特効効で速さ+3、加えて自身の体力50%以上だと、戦闘中攻撃速さ守備魔防が+5される「神祖の恵み」、義は通常ソティスと同じ「」。
この内武器義以外は継承可義隊形は重装のみ継承可)であるが、限定実装ユニットであるため、継承は計画的に行うべし。

を一言で言うなら、お前のような重装がいるか

まず素の速さが41、武器スキル込みでは44、戦闘中では強化の条件次第で速さ55前後と重装としてはありえないレベル速さとなり、まず速さで追撃を取られる可性は極めて低い。
そして火力武器スキルとCスキルで相極まって、攻撃60前後クラスが飛んでくるという恐ろしいことになる。
更に義とBスキルが非常に噛み合っており、相手が攻撃してきたらほぼ確定で義が発動&体力回復マップの中心に置くだけで勝手に敵が消えるという戦法も可であったりする。

弱点としては、通常版が歩行のみの特効を食らう点であったが、クリスマス版ではそこそこ数の多い重装特効が通ってしまうこと。
守備魔防は通常版よりは高いものの、属性の重装特効は3すくみ不利も相極まって1.7倍近くのダメージを食らってしまう。
加えて重装であるため、移動力に関してはお察しであり、重装の行軍を所持しているユニットや、重装のブーツなどで移動力を確保。
そして体力50%以上を保持しないと、武器スキルとBスキル効となるため、一気に貧弱になってしまうのも欠点だろうか(特効は別)。あれ?通常版より弱点増えてね?とか言わないの

余談だが、通常版のタッチボイスホーム画面での台詞は色々との多い発言をしていたが、クリスマス版はの雰囲気どこいったんですかレベル祭りノリノリで楽しんでおり、(おそらく)ベレト、またはベレスクリスマスプレゼントを贈ろうとしていたり(そしてそれをエクラに見られてる)と、子供のような微笑ましい光景が見れたりする。
ふはは、愉快じゃのう。人の子らに交じって祭りじるなぞ、いつ以来か…。

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