メタルギアソリッドⅤ グラウンド・ゼロズとは (メタルギアソリッドファイブグラウンドゼロズとは) [単語記事]

平和（ピース）が終わる、Vが目覚める。
METAL GEAR SOLID V
GROUND ZEROES

メタルギアソリッドV グラウンドゼロズとは、メタルギア・ソリッドV（5）の「プロローグ」である。

概要

事のいきさつについてはMGSVに記したとおり、当初は「METAL GEAR SORID GROUND ZEROES」として開発されていたが後に改題され、「THE PHANTOM PAIN」となった。

しかし、諸事情により、「プロローグ」と「本編」の2本のソフトに分けられ、最終的には「GROUND ZEROES」は序章のタイトルとなった。

METAL GEAR SORID V:GROUND ZEROES
対応機種		PlayStation4 PlayStation3 XboxOne Xbox360
ジャンル		タクティカル　エスピオナージ　オペレーション
発売日／発売予定日	PS4	2014年3月20日
	PS3
	Xbox360
	XboxOne	未定
価格（税抜）	PS4／PS3：パッケージ	2,839円
	PS4／PS3：ダウンロード	2,362円
	Xbox360:パッケージ	2,839円
	Xbox360：ダウンロード	2,477円
	XboxOne	未定
CERO		D

あらすじ

ピースウォーカー事件（『MGSPW』）から数か月が経った、1975年。

核兵器＝メタルギアZEKEを保持している情報がどこからか漏れたのか、IAEA（国際原子力機関）が、MSFのマザーベースに査察を申し込む。
しかし、NPT（核拡散防止条約）に加盟していないどころか、そもそもその資格のある“国家”ですらないMSFへの国連の査察は、明らかに不自然であった。
ビッグボスとカズは、その裏に、アメリカの諜報機関サイファーの影を見る。
どの道、核兵器の存在が明るみに出れば、MSFは全世界を敵に回すことになる。
MSFはこの査察を潜り抜ける必要があった。

時を同じくして、彼らは、死んだと思われていたパスが生存しており、キューバ南端の米軍収容キャンプで尋問を受けていることを知る。
彼女はサイファーから二重スパイの嫌疑をかけられているのだ。
この収容キャンプは租借地にあり、アメリカとキューバのどちらの法の支配も及ばないブラックサイトである。
パスが受けている尋問は、非常に過酷なものであると予想された。
すると、これを知ったチコが、なんと無謀にも単独で救出に挑み、捕縛されてしまう。
彼はパスに好意を寄せていたのだった。

彼からの救難信号を受けとったビッグボスは、核査察を前に、チコとパスを救出するため、この収容キャンプへの潜入任務に挑む。
夜闇と雨にまぎれて基地に到着したビッグボスの頭上を、「XOF」と描かれた謎のロゴを所持する武装集団が飛んでいったが、彼は気づかなかった。

「明日の正午にはマザーベースに戻れる。その頃にはこちらの“お客さん”も帰っているだろう」カズはビッグボスとの通信の中で呑気にそう話す。

しかし、この任務こそが、彼らを襲う惨禍の幕開けだったのだ。

登場人物

スネーク CV：大塚明夫
―かつてBIGBOSSと呼ばれた英雄―
本作、及びMGS3～MGSPWの主人公。
パス及びチコの救出のためにキューバの施設へ単独潜入をすることになる…
カズヒラ・ミラー CV：杉田智和
―軍隊の民営化を志す参謀―
とある事情のためにマザーベースを離れることができなくなってしまったため、本作では無線でスネークをサポートしている
ヒューイ CV:田中秀幸
（声のみの出演のためか、肩書は出されていない）
後の「オタコン」こと「ハル・エメリッヒ」の父となる男性。
リカルド“チコ”バレンシアノ・リブレ CV:井上喜久子
―スネークの部隊に志願した幼き兵士―
パスの生存と監禁を知り、単独で潜入するも、捕縛されてしまったようで、彼女と同じ収容キャンプに監禁されている。
冒頭に登場する、胸にイヤホンジャックのような端子が付いた奇妙な風体の少年こそ彼である。
スカルフェイスとの会話の内容からして、何か重大な秘密を彼に話してしまったと思われる。
パス・オルテガ・アンドラーデ CV：水樹奈々
―組織に背いた二重（ダブル）スパイ―
スカルフェイス CV:土師考也
―XOFを率いる”顔のない亡者”―