源田壮亮(げんだ そうすけ、1993年2月16日-)とは、大分県出身のプロ野球選手(遊撃手)である。現在は埼玉西武ライオンズに所属。
西武の新人盗塁記録及び新人安打記録の保持者。
小学校からソフトボールを始める。
大分商業高校では硬式野球部に所属。大分県大会準優勝が最高成績で、甲子園出場はなかった。
愛知学院大学に進学。打撃に課題を残していたが、打撃強化を経て4年春に打率.370、7盗塁の活躍でベストナインを受賞。4年秋は3連盟王座決定戦ベスト4で敗退した。追加招集だったが、日米大学野球にも出場した。
トヨタ自動車では1年目から都市対抗野球、日本選手権に出場。第87回都市対抗野球大会では全試合に出場し、トヨタ自動車の初優勝に貢献。
2016年のドラフト会議で埼玉西武ライオンズから3位指名を受け、11月14日に契約した。背番号は6。ドラフト指名後の社会人野球日本選手権では優勝を目指したが、準々決勝で日本通運に敗れた。
2017年(1年目)はキャンプを一軍で迎えた。オープン戦でも打率.300と好調を維持し、開幕を一軍で迎え、3月31日の北海道日本ハムファイターズ戦(開幕戦)でスタメンで出場。新人遊撃手による開幕スタメンは石毛宏典以来36年ぶりのことだった。序盤は9番遊撃手で出場していたが、田代将太郎が結果を残せなかったので2番を担当。6月8日の読売ジャイアンツ戦でプロ初ホームランを記録した。怪我で離脱した茂木栄五郎の代替選手としてオールスターにも出場した。後半戦が始まり、7月26日のオリックス・バファローズ戦で26盗塁を記録し、球団新人盗塁記録を更新。さらに9月6日の千葉ロッテマリーンズ戦で128本目の安打を放ち、石毛宏典の所持していた球団新人安打記録を更新した。遊撃手の新人としては史上初の全試合フルイニングに出場し、打率.270、155安打、3本塁打、57打点、37盗塁を記録する活躍で新人王を受賞した。オフにアジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)の日本代表に選出され、セントラル・リーグ新人王の京田陽太と共に二遊間を組んだ。
2018年も開幕から一軍に帯同し、2番を務める。7月10日のロッテ戦で新人の開幕戦からの連続フルイニング出場を221試合とし、長嶋茂雄の所持していた記録を更新した。オールスターにはファン投票と選手間投票で選出され、2年連続で出場。第2戦で5回に岩貞裕太から先制タイムリーを記録しパ・リーグが勝利したことでMVPを獲得した。2年連続で全143試合に出場し、打率.278、4本塁打、57打点、34盗塁を記録。遊撃手としての補殺記録も、新記録の526をマークした。オフにベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した。
2019年も開幕戦から連続フルイニング出場を継続したが、4月13日のオリックス戦で右手に死球を受け、右手関節挫傷と診断され、4月14日のオリックス戦では初めてベンチスタートとなり、連続フルイニング出場は299で止まった。指名打者、栗山巧の代走で出場したが、エルネスト・メヒアが代打で出場し、打席が記録されなかったことにより、連続試合出場も299で止まった。135試合の出場で打率.274、2本塁打、41打点、30盗塁を記録し、2年連続でベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した。
2020年からは秋山翔吾の退団により、主将を務める。全120試合に出場し、打率.270、1本塁打、21打点、18盗塁だった。
2021年は5月23日に右太ももの張りを訴え、5月27日には発熱を訴えたところ、新型コロナウイルス陽性と診断され、6月18日に復帰した。東京オリンピック代表にも選出され、三塁手と遊撃手の守備で活躍し、金メダル獲得に貢献した。シーズンでは119試合の出場に留まったが、荻野貴司、和田康士朗、西川遥輝と4人で盗塁王のタイトルを獲得した。
2022年は5月6日の日本ハム戦で右足を自打球で負傷し、骨挫傷と診断され離脱する。その影響で108試合の出場に留まった。11月26日の契約更改で西武の日本人最長の5年契約を結んだことを発表した。
| 球団 | レス | No | プレイヤー |
|---|---|---|---|
| 西武 | パシフィック・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#22 | 14848 |
| 年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017年 | 西武 | 143 | 647 | 575 | 85 | 155 | 18 | 10 | 3 | 57 | 37 | 26 | 4 | 36 | 6 | 100 | 5 | .270 | .317 |
| 2018年 | 143 | 666 | 594 | 92 | 165 | 27 | 9 | 4 | 57 | 34 | 14 | 6 | 48 | 4 | 101 | 7 | .278 | .333 | |
| 2019年 | 135 | 609 | 540 | 90 | 148 | 23 | 6 | 2 | 41 | 30 | 25 | 3 | 40 | 1 | 67 | 9 | .274 | .324 | |
| 2020年 | 120 | 518 | 455 | 67 | 123 | 14 | 5 | 1 | 21 | 18 | 22 | 2 | 38 | 1 | 80 | 6 | .270 | .327 | |
| 2021年 | 119 | 516 | 464 | 60 | 126 | 15 | 7 | 2 | 29 | 24 | 17 | 2 | 31 | 2 | 67 | 5 | .272 | .319 | |
| 2022年 | 108 | 456 | 414 | 39 | 110 | 8 | 8 | 2 | 17 | 12 | 11 | 0 | 30 | 1 | 72 | 6 | .266 | .317 | |
| NPB:6年 | 768 | 3412 | 3042 | 433 | 827 | 105 | 45 | 14 | 222 | 155 | 115 | 17 | 223 | 15 | 487 | 38 | .272 | .323 | |
| 年度 | 代表 | 大会 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2019年 | 日本 | プレミア12 | 4 | 7 | 6 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | .333 | .286 |
| 2021年 | 五輪 | 3 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | .--- |
| 年度 | 球団 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017年 | 西武 | 遊撃手 | 143 | 228 | 481 | 21 | 89 | .971 |
| 2018年 | 143 | 271 | 526 | 11 | 112 | .986 | ||
| 2019年 | 133 | 212 | 435 | 9 | 90 | .986 | ||
| 2020年 | 120 | 189 | 336 | 9 | 85 | .983 | ||
| 2021年 | 119 | 200 | 337 | 8 | 85 | .985 | ||
| 2022年 | 遊撃手 | 108 | 196 | 284 | 6 | 64 | .988 | |
| 通算 | 遊撃手 | 766 | 1296 | 2399 | 64 | 525 | .983 | |
| タイトル | ||
|---|---|---|
| 盗塁王 | 1回 | 2021年 |
| 表彰 | ||
| 新人王 | - | 2017年 |
| スピードアップ賞 | 1回 | 2017年 |
| オールスターゲームMVP | 1回 | 2018年第2戦 |
| ベストナイン | 3回 | 2018年-2020年 |
| ゴールデングラブ賞 | 2回 | 2018年、2019年 |
| その他 | ||
| オールスターゲーム選出 | 2回 | 2017年、2018年 |
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最終更新:2025/12/13(土) 22:00
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