鳥羽水族館とは、三重県鳥羽市にある超水族館である。最寄り駅は近鉄中之郷駅。
世界屈指の規模を誇る水族館で、「太陽系最大級の超水族館」をキャッチコピーとしている。公式サイトのURLも「http://www.aquarium.co.jp/index.php」と、「水族館」を代表するようなドメイン名となっている。地球各地の自然環境を再現したゾーンが12あり、約1000種類20,000点もの海や川の生き物が飼育・展示されている。
1955年の開館当時は大きな水槽の他に海をそのまま区切った生け簀などで展示を行なっていたが、1990年にリニューアルを兼ねて現在の場所に移転した。当時の館長の婿養子で、現在水族館プロデューサーとして活躍する中村元がリニューアルを務め、水族館全体が観覧順序を無くした全長約1.5kmの自由通路となった。旧館は93年に閉鎖したが、現在も近鉄志摩線から陸側を眺めると当時の面影を見ることができる。
上まで眺められる水槽が特徴的な「コーラルリーフダイビング」や、繁殖を目的としたジュゴンの飼育、日本で初めて繁殖に成功したラッコの飼育、生きている化石と言われるオウムガイやカブトガニの飼育などをウリにしている。また、2009年から5年近く餌の絶食を続けているダイオウグソクムシで現在人気沸騰中である。
鳥羽水族館の「極地の海ゾーン」で飼育されているダイオウグソクムシは月に1回餌を与えられているが、2009年から一切食べていない。現在水温は5℃前後で無加圧の状態で飼育している。
メキシコ湾の水深800mで捕獲された個体で、全てオス。様々な種類、状態の餌を与えているが、興味は示すものの一向に食べようとしない。飼育水は人工海水を用いており、プランクトンを食べているとは考えられない。絶食の原因は未だに判明していない。
また、フィリピン産のBathynomus afinisと思われる別種のメスが乾燥標本として保管されている。(ダイオウグソクムシの学名はBathynomus giganteus)
飼育員の森滝丈也さんはダイオウグソクムシが入館した当初から飼育に携わっており、48時間生中継ではダイオウグソクムシについて解説してくれた。生中継で運営が何度も感嘆するほど腕が太い。足のサイズは飼育中のダイオウグソクムシと同程度の30㎝。愛犬の犬種はフレンチブル。
生中継で夜中に聞こえた鳴き声の主はバイカルアザラシ。ダイオウグソクムシと同じく「極地の海ゾーン」で飼育されている。ロシアのバイカル湖とその周辺に生息しており、淡水で生活する唯一のアザラシである。体長約1.2m、体重約60kgとアザラシの中では小型。ちなみにバイカル湖は水深、貯水量、水質、どれを取っても一番の湖である。
2009年1月2日にアジ一匹50gを骨ごと食べたきり一切餌を口にしない個体。
森滝さん曰く、他の個体と比べ綺麗な色をしているらしい。
体長29㎝。性成熟個体は29㎝以上であることが多いそうだが未成年。
絶食期間が一番長い反面、生放送中は以外と活発に動いた。
水族館に来て1週間程度で死んでしまった個体。
現在はダイオウグソクムシが展示されている水槽の右隣に標本として展示されており、裏側を見ることができる。
左の第一触覚が折れている。また、森滝さん曰く白いシミがある。展示されている中では一番小柄で27㎝。未成年。
2012年12月にブリを50g食べた後は何も食べていない。
48時間生中継のアンケートでは、1号と人気を二分した。
2013年2月6日に入館した。現在バックヤードで飼育されており、展示はされていない。
体長34㎝、体重1600g超と水族館内では最大級で、他の個体と見分けがつきやすい。
2013年2月6日に6~10号と共に入館した新参。入館後餌を食べていない。いつ最後に食べたのかは不明。
展示されている個体の中で唯一性成熟しており、裏返すと交尾針が確認できる。
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最終更新:2024/05/03(金) 12:00
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