まずは、この動画から始めましょう。
だから今回は、この動画、少しでも現状がおかしいなと思ったり、変えたいなと思ったり、
でも自分には何ができるかなってわかんない人、
「マリオメーカーにたった1人で挑んだ実況者のラジオ」は、ふぅ(実況プレイヤー)による、運営とゲーム実況投稿者への批判動画である。
概要
クリエイター奨励プログラムによって、ニコニコ動画のランキング上位を『スーパーマリオメーカー』の実況動画が独占している現状に対して、ふぅ(実況プレイヤー)がひたすら批判を叫ぶ動画。
- 『マリオメーカー』など一部のソフトの実況動画のみが人気を集める今のランキングは異常
→有名実況者が発売と同時に一斉に群がり、ランキング上位を独占している - その原因は、任天堂のクリエイター奨励プログラムへの参加である
→再生数などの人気に応じて投稿者に金銭的利益が入るプログラムの存在が原因である - 任天堂の新作が発売されるたびに同じ騒動が起こる
→しかもこの流れは回数を重ねるごとに徐々に大きくなりつつある - 個性的な動画が多様にアップされ、個性的な中堅実況者にも陽の目が当たっていた、
そんなかつてのランキングを取り戻したい
→『ダークソウル2』の実況でこの流れを止めようとしたが、もう1人では無理 - 人気実況者はもうクリエイター奨励プログラムに登録された新作ソフトに群がるな
- かつてのランキングを取り戻したい皆さん、声を上げましょう
→具体的にはこの動画をマイリスト登録しましょう
ゲーム実況を純粋に愛し、広告収入をはじめとする一切の金銭を視聴者側から受け取ることを良しとしないという特異なスタイルを貫く、ふぅだからこその主張と言えるだろう。
反響は大きく、この動画が指摘した問題は「クリエイター奨励プログラム濫用問題」としてニコニコ大百科でも記事登録され、盛んに議論がなされている。
補足
『スーパーマリオメーカー』『スプラトゥーン』など、最近発売された任天堂製ソフトの実況動画は、ニコニコ動画のみならずYoutubeでも大量に制作されており、ランキング上位の常連ソフトとなっている。
一部のメーカーのものを除き、実況プレイ動画の投稿は明確な著作権侵害である。
これに対して、クリエイター奨励プログラムは、動画投稿者側に著作物利用の正式な許可と金銭的な利益を、権利者側にはコンテンツの宣伝効果を、それぞれメリットとして与えるものである。
ふぅはこの流れを「企業の介入」と表現しているが、クリエイター奨励プログラムに登録されていないゲームソフトの実況を薦めることは、極端に言えば著作権侵害が深刻な状態への後戻りを提唱していることになる。
つまり、ふぅの求める「多様な動画」が満ちる“かつてのランキング”の正当な実現のためには、多様なゲームソフトを再び自由に実況することではなく、クリエイター奨励プログラムの他メーカーへの拡大、あるいはそれ以外の手段での実況プレイ動画への許諾拡大が必要になる。
なお、ふぅがマリオメーカーのブームに単身挑むために用いた『ダークソウル2』は、プレイ動画の公開・動画サイトへの投稿の禁止が、メーカー側から明確に発表されたことのあるソフト
でもある。
ただしPS4の本体付属機能による配信・共有はその限りではないため、ふぅの実況動画制作が規則違反であることが明確なわけではない。
関連動画
関連項目
- 1
- 0pt
- ページ番号: 5371237
- リビジョン番号: 2278970
- 編集内容についての説明/コメント:
