かっこいいご飯の盛り方とは、かっこいいご飯の盛り方である。
概要
基本的には「木の葉隠れ盛り」や「軍艦盛り」がベターである。
もっともポピュラーだが、盛り方愛好家からはあまり好まれない。
最近では外見ばかりを気にするせいか、重要なお米の品質低下が著しい。
しゃもじの重要性に気がついたようだ。
Z太郎氏いわく
「美しく見せるための基本は米を凛々しく立たせること。そのためにしゃもじを逆さにして米を撫でるように盛るのだが、このときのしゃもじの品質で、米の立ち方や全体的な姿勢、色艶まで影響される」
新たな米盛り業界の第一人者として、進化はまだまだ続きそうである。
三月十三日。 かの有名な米研究家の楓氏は今、一つの疑問を抱えた。
最新の盛り方
「よいしょ盛り」
某ニコ生一痛いJKを目指す主に聞いてみたところ、よいしょと盛ることが判明した。
これは新しい発見である。お兄ちゃん・・・ご飯が盛れちゃうの・・・。
「クレーター盛り」
ご飯を盛るのにクレーター?どういうことなの・・・?と誰もがそう思うだろう。
だがお気づきの方もいるはず。そう・・・お茶碗の形状と共通しているということを。
お米を茶碗のように盛る事で、鮭・卵などといった色鮮やかな食材達を温かく包み込む。
まさに家族愛。全世界のお母さんがお米は器に盛るだけという常識を覆した奇跡である。
「フルBOKKI盛り」
その名の通り、お米をしっかり勃たせて盛る。
彼らはご飯という集合体である前に、一粒一粒が主役であるという事を忘れてはならない。
感謝の心を忘れてはいないでしょうか?初心に帰る事も大切です。
「フワ!っと☆小盛り」
某同性愛者の悩み相談室コーナーにて明らかにされた新しい盛り方である。
その姿は、想いを乗せた舞い散る花弁を連想させるかのように優雅───というわけでもなく。
現代における「草食系男子」のお米版といったところ。非常にガッカリである。
「かまラくら盛り」
お米を真っ白な雪に見立て、ドーム状に盛る。
茶碗では出来ない、ライスプレートならではの盛り方である。
おかずはご飯の上にのせるもの、といった当たり前を破壊した非常に斬新な盛り方だが
下手をすればお米が崩れおかずを飲み込んでしまう・・・といった大惨事になりかねないので注意が必要である。
「猫舌#R盛り」
詳しくはこちらの項目を参照。
ちなみに#RはライスのR。
「一粒盛り」
盛り方研究スレッドpart2にて投稿された、哲学的見地からとらえたまったく新しい盛り方である。
盛りとは何か?という新たな視点にメスを入れた盛り方。
複数ではないのに盛りと名乗るその所以は米には多大なる育てた人からの愛情が
盛られているのだという飽食時代への戒めも込められているという。
七福神が宿っているという一説を子に教え諭すときに用いられる。
尚、さめやすい為に、炊きたてが用意できる環境にないといけない贅沢さも兼ね備えている。
「かき氷盛り」
カキ氷を連想させるかのような、天まで突出したシルエットで盛る。
透明な器を使用することで雰囲気が出るのでより楽しめるだろう。
ちなみに事前にお米を硬めに炊いておくとより美味しく味わえる。
また、巷では様々な味わい方が研究されており
無意味に尖った形状から、若者の間ではイケメン盛りなどとも呼ばれているようだ。
器のサイズ、ジャンルなど。
ご飯を盛る器についてだが、大雑把にわけて茶碗・ライスプレートの2種類となる。
何にどう盛るかは個人の自由なので、ぜひとも新世界を開拓していってほしい。
ちなみに器は、盛る人自身の心の器を現すとも言われている。
余談だが。筆者は幼少時、仏壇に上げる用の小さい茶碗で納豆ご飯を食した事がある。
飯盛の免許取得について。
最近はしゃもじによる殺人事件が増えている事から、2010年06月26日よりご飯を盛ることに免許が必要となってしまっている。
盛り方愛好家の僕としては非常に遺憾である。
教習所では、各国のお米仙人によるしっかりとした盛り方レクチャーを受ける事が出来るといわれている。
お米のかっこいい角度・美しい輪郭の製法など、得られるものはあまりにも大きい。
ご飯の盛り方に興味がある方はぜひとも足を運んで欲しい。
ちなみに、無免許でご飯を盛ってしまった場合。生涯お米を口にする事が出来なくなってしまうので注意が必要である。
猫舌#R盛りについて。
盛ったご飯に #と刻み込むことで、熱を逃がしやすくするといった、猫舌の人があみだした盛り方である。
しかし現在2010年6月28日の時点では、評論家の間でかなり評価が別れている。
「これは盛り方ではない。もはや食べ方の範疇だろう」
「お米は感謝の心を込め、一粒をしっかり立てて盛るもの。だというのに上から刻み込むのは非道ではないのか。」
「お米と触れ合う時間を短くしたいだけとしか思えない。現代の若者はお米への感謝の気持ちを忘れているのでは?」
といった批判の声や
「お米を食べやすくして何が悪い」
「自分なりに美味しく頂く事こそが最大の感謝ではないのか?」
といった反論も繰り広げられている。
熱いご飯、それは時には生卵さえも火を通す凶器と化してしまう。
何事も熱はほどほどに。という大切な事を私達に思い出させてくれたのかもしれません。
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お米を数え終わるまで
ありません。
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