ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われないとは、裏地ろくろによる小説および、それを元にしたメディアミックス作品である。
概要
| ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない | |
| 小説 | |
|---|---|
| 作者 | 裏地ろくろ |
| イラスト | サブロー |
| 出版社 | フロンティアワークス |
| レーベル | ノクスノベルス |
| 刊行期間 | 2016年2月- |
| 巻数 | 既刊3巻(2017年3月時点) |
| 漫画 | |
| 作画 | 増田ちひろ |
| 出版社 | フロンティアワークス |
| 掲載 | COMICらぐちゅう |
| 掲載期間 | 2021年6月- |
| 巻数 | 既刊3巻(2024年2月時点) |
| 小説・漫画テンプレート | |
ノクターンノベルズ(18禁)に「裏路地」名義で2013年1月から投稿されているゾンビパニック作品。連載中…ではあるが2017年2月を最後に更新は滞っている。執筆中ではあるらしい。
2015年2月にアダルトコンテンツレーベル「SEACOXX」によりビジュアルノベル(18禁)ゲーム化。原画はサブロー。小説を基にしたVol.1~3とサブシナリオのVol.0、それら全部入りが発売されている。
因みに小説作品自体がノベルゲームを作る文章の練習として執筆された物なのでゲームはかなり嬉しかったとか。
2016年にノクスノベルスから書籍化。挿絵はゲームと同じくサブロー。ちなみに記事冒頭のイラストがそのカバーイラスト。
2021年にCOMICらぐちゅうで青年漫画としてコミカライズ。絵は増田ちひろ。コミックシーモアで先行配信中。場面や心情描写などのカットは多いがその分スピーディにストーリーが進む。
あらすじ
人嫌いで黙々と仕事をこなしてたサラリーマンの武村は、会社倒産後やる気を失い引きこもりの生活を送っていた。そんなある日、自宅前で突如見知らぬ男に襲われ、腕を噛まれてしまう。
なんとか自室へと逃げこむが、謎の高熱が出て数日間寝込んでしまう。やがて回復し再び日常へと戻ろうとするが、世界はその間に一変していた。突然現れたゾンビ達があらゆる場所で、人間に襲いかかる。
崩壊しかかった文明の中で、人々は逃げ惑うばかり。だが“なぜか、自分だけはゾンビに襲われない”状況の武村はこの状況をどう利用し、どう過ごしていくのか?崩壊を始めた文明社会の中で、生き残りをかけたサバイバルが始まる。(書籍説明文より引用)
登場人物
- 武村 雄介(たけむら ゆうすけ)
- 主人公。会社が倒産して引きこもりをしていた所、世界でゾンビパンデミックが発生。何故かゾンビに襲われない体質を活かして行動する。
- 黒瀬 時子(くろせ ときこ)cv:柚原 みう
- 雄介の近所に住むOLでゾンビになっている。ゾンビによる噛み後が見つからない為初期感染者と思われる。
- 藤野 深月(ふじの みつき)cv:葉月 雨
- 大型スーパーに避難していた少女。容姿の良さ故に男性関係でトラブルに見舞われた事もあり、一方で無意識的なプライドの高さもある。因みに三日月髪飾りは漫画版のみ。
- 隆司(たかし)と優(まさる)、二人の弟がいる。※寝取られはないです。(作者談)
- 牧浦さやか(まきうら さやか)cv:橘 まお
- 市役所の女医。周囲からのプレッシャーで疲弊している。煙草は苦手。
用語
- 謎の疫病
- 全世界で同時発生した原因不明の疫病。致死率100%。死亡後は24時間以内に下記のゾンビとなる。
これによって世界は大混乱となり、ライフラインは生死に重要な部分以外の多くが停止している状態。 - ゾンビ
- 人間を見つけると食い殺しにかかる。噛まれると上記の疫病に感染し頭部を破壊すれば行動を停止する。ただし走る速度は人間とほぼ同じなど、運動能力が生前に依存している。
行動パターンは生前の行動を繰り返す者、無目的に徘徊する者など様々だが…? - ゾンビに襲われない体質(仮)
- 雄介が持つ特殊能力(?)。ゾンビに襲われないしほぼ抵抗もされない、ほぼ無関心。雄介はゾンビに噛まれた事で抗体が出来たのが理由では無いか?と考えている。ゾンビに対しては(巻き込み事故が起きなければ)ほぼ無敵とも言える。
行動範囲の広さ故に人間に対しても交渉などで優位に立てるが、体質を知られた場合、人権無視で実験材料にされる…などなどの状況が考えられる為、秘密。
男の人っていつもそうですね...!
コミカライズ版の1場面、およびそれを使用した漫画広告を基にしたネットミーム。詳しくは「男の人っていつもそうですね...! 私たちのことなんだと思ってるんですか!?」の項目参照。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
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- 0pt

