トルネードガンダムとは、『SDガンダムGX』に登場した、ゲームオリジナルMSである。
後に何故かGジェネレーションシリーズの常連的存在となっていく。
概要
コミックボンボンの読者投稿が元となっているMSで、背景となる物語・及びパイロットは存在しない。
ゲーム上では中立拠点を占領するとたまに配備されているラッキーアイテム的な存在で、タダで入る機体として性能はなかなかのものである。
色はブルーを基調としていて、頭部デザインは初登場時はドッド絵の制約もあってかやや悪人面であった。Gジェネレーションに参戦した際にややデザインが精錬されたことでΖガンダム系統のヒーロー的な頭部となった。
武装はビームサーベル、ビームライフルといった基本的な武装や、腕部に内蔵されたガトリングガン、そして胸部に装備された拡散ビーム砲がある。
Gジェネレーションシリーズでは、何故か同ゲームの総大将MSであるXガンダムやXザクを差し置いて、堂々の参戦を果たした(XガンダムがガンダムXと被ってしまうからか)。
同ゲームでは初期機体として配備されることが多く、同コスト帯の中ではそこそこの性能ではあるものの、後半になるにつれて実戦での運用は厳しくなってくる。しかし設計には有用な機体であり、戦闘で使えなくなっても倉庫には残留したままというプレイヤーは多い。
SDガンダムGXにぽっと出した程度でしかなかったガンダムが何故採用されたのかは不明。しかし、GジェネFで採用された際、原作であるSDガンダムGX直撃世代のユーザーは「こんなん居たわ!懐かしい!」といった感じで、少なからず喜んだ人もいるのではないだろうか。
実際人気があったのか、バンプレストから「Gジェネコレクション」のシリーズの一つとして立体化されたことがある。
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