ワグナスとは、ゲーム『ロマンシングサガ2』に登場する敵勢力『七英雄』の一人で、リーダー格。
プロフィール
「LORD of VERMILION」より抜粋。
経歴
ノエルと共に同化の法を改良し、「吸収の法」というモンスターを吸収する能力を獲得。
モンスター討伐の為、自分達の親族2人とアウトロー3人を招集し、後に七英雄と呼ばれるようになる。
しかし彼らの力を恐れた古代人たちにより、異次元に追放。
数千年さ迷った後、古代人への復讐の為、元の世界に舞い戻ってきた。
ワグナスは拠点としてハクロ城と、ハクロ城の本丸を兼ねた巨大要塞『浮遊城』を所持し、ヤウダ地方を占領しようと画策している。
自分の浮遊城が大好きなのか、バレンヌ帝国皇帝が訪れた際は、
「わが浮遊城へようこそ! ここまでは楽しんでいただけたかな?」
と問いかけてくる。
呆れた皇帝が「もう帰る」と言うと、律儀にユウヤンに送り返してくれる。
何度やっても送り返してくれる。
また、自分の作った「吸収の法」にも自信があるのか、最後まで残しておくと、
「七英雄は最強。その中でもワグナスが最強なのだ」
…と戦いを挑んでくる
負けると、
「ぐはっ…七英雄は最強、最強なのだ…」
…等という執念深さを見せる。
最終的に他の六人と共に、本体で戦いを挑むも敗北。
消滅した。
評価
女と思ったプレイヤーも多いが、れっきとした男性。
吸収の法により、女性モンスターを吸収したせいか、両性具有のような存在となっている。
浮遊城で皇帝を送り返すエピソードは、もはや伝説で、
ゲーム中で最も「サガっぽい」シーンの一つと言えるだろう。
容姿
古代人時代
小林智美画伯の画集『時織人』によると、トモーミが好きそうな黒髪ロングのイケメン。
額に紋章があり、良く分からない、紫色っぽい服を着ている。
周囲に蝶が舞っているのは、後に蝶形のモンスターとなる事の暗示か?
(劇中における)第一形態
髪の毛は青と緑色の中間のような色で、とても長い。
手足は蝶と鳥のものが混じった羽と一体化している。
背後には謎の後光が射しており、天女のような羽衣を着けている。
何故か胸は膨らんでおり、顔も女性的。
このような外見を得たのは、吸収対象の精霊・有翼系のモンスターの殆どが女性型だった為と思われる。
剣士であるノエルとは対照的に、ライトボール・熱風や麻痺の追加効果を持つサイコバインド等といった攻撃術を使ってくる。
『LORD of VERMILION』にゲスト出演した時は、この形態で登場。
(劇中における)第二形態
第一形態の神々しさは薄れ、全体的に禍々しい感じになっている。
髪の毛は茶~金色になり、頭にはイバラの冠を被っている。
胸は膨らんだままだが、顔は男性の顔つきになり、両性具有のような外見になっている。
目からは光がなくなり、何故か赤い血の涙を流している。
蝶の羽は青緑色に、そして右腕と左足部分は、悪魔のような赤い羽根になっている。
ラストバトル時
古代人時代の黒髪、モンスター形態の血の涙を踏襲したデザイン。
物凄いエビぞりの体勢をとっており、腰の骨が折れているのではないかと心配になってくる。
名前の由来
関連動画
関連項目
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