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明石市とは、兵庫県南部の都市である。市制前の名称は明石郡明石町。
概要
| 明石市（2023年11月1日時点） | |
|---|---|
| 面積 | 49.42km2 |
| 人口 | 306,018人 |
| 市の花 | 菊 |
| 市の木 | キンモクセイ |
| 隣接 市町村 |
兵庫県 神戸市：垂水区、西区 加古川市 加古郡：稲美町、播磨町 |
日本標準時を決める東経135度線が通る町として知られ「時のまち」を名乗っている。それゆえ時のわらしというタイムマシンを持ち歩いている市公認マスコットがおりアニメーションも制作されている。
東西15.6kmの海岸線を有する海峡の街でもあり点在する公園からは雄大な瀬戸内の景色が眺められる。明石海峡大橋開通までは、淡路島への主要な交通手段だったフェリーの拠点としても知られていた。現在は淡路ジェノバラインのみになっているが、徒歩や自転車、原付で淡路島を訪れる人にとっては依然重要な交通手段となっている。
海岸線沿いには漁港も点在、タコを代表として真鯛やアナゴなど、明石海峡の良質な海の幸が水揚げされる街となっている。このほか、日本酒蔵元も多く置かれているが、いかんせん酒の方面では灘五郷が、名産品としても海の幸が有名なため少し影は薄め。
陸上交通も要衝地となっており、中心駅の明石駅はJR神戸線と山陽電鉄の駅が隣接、乗り換え客で賑わっている。西明石駅は山陽新幹線と在来線が接続する他、大阪方面からの普通電車の折り返しや車両基地への入庫駅となっている。
関西の中で降水量の低さ・日照時間の長さ共にトップの温暖な気候で一年を通して海のレジャーが楽しめる。しかしその弊害で近年は悪質な水上バイクの運転が横行するなどこの市ならではの社会問題が発生してしまっている。
主な観光名所は国の登録有形文化財である明石市立天文科学館や明石城など。
なお、明石海峡大橋は当市を通過していない（本州側北詰は垂水区内）。高速道路は第二神明道路のみ。
2021年には交通の便や田舎すぎず都会すぎないバランスなどが評価され「全国戻りたい街ランキング」で一位を獲得。
出身有名人
- 赤江珠緒（フリーアナウンサー）
- 荻上チキ（社会評論家）
- 葛西敬之（元JR東海社長）
- 上地結衣（車いすテニスプレイヤー）
- 来田涼斗（プロ野球選手、オリックス・バファローズ）
- 坂口智隆（プロ野球選手、東京ヤクルトスワローズ、「最後の近鉄戦士」）
- 白井一行（プロ野球審判員）
- 平愛梨（女優）
- 藤本敦士（元プロ野球選手）
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関連項目
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