GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTHとは、機動戦士ガンダムをベースにしたアドベンチャーゲームである。
1996年にバンダイ・デジタル・エンタテインメントよりピピンアットマーク、PowerMac両対応ソフトとして発売され、Windows95へ移植された後翌1997年にはプレイステーションに移植された。
概要
一言で言うとクソゲーである。実写版ガンダムや太ったケツアゴのシャアのゲームとして存在だけは知っているという人も多いだろう。
ガンダムゲームとしては珍しいアドベンチャーゲームで、動画の合間に何らかのアクションを行うことで物語が進行するインタラクティブムービースタイルを採用している。モビルスーツをなどのメカは全てCGで描かれているが、登場人物は外国人俳優が実写で演じているのも特徴である。
CGムービーの出来はシーンによってムラがあるものの、戦闘シーンは当時としてはよくできていると言える。北米版では当然のごとく俳優が話す英語がそのまま使用されているが、その中で「ジオン」(ZION)の発音がどう聞いても「ジョン」(JOHN)になっておりyoutubeのコメント欄では海外のファンからツッコミが入っている。
ストーリーは基本的に初代機動戦士ガンダムをベースに第一話からガルマの死亡までを扱っている。登場人物の多くはアニメに準じており、ほぼ原作アニメ通りのキャストが吹き替えを担当しているが、容姿や性格はかなり異なる。
また、アムロ・レイは登場せず、逃げる途中でたまたまガンダムを発見したプレイヤーがアムロの役割になり、ガンダムを操縦してジオン軍と戦う。疑似体験的な雰囲気を演出するためか、プレイヤーについての説明はほぼ皆無であり、姿およびセリフはゲーム中に存在しない。
ゲーム内容は、ムービーシーン中に挿入される選択行動パートで素早く正解の行動を選べば次のステップへ進めるというもの(いわゆるLDゲーム。今風の言い方をすればQTE)。例えば、ザクに発見された→バルカンで攻撃する(行動選択)→ザクを怯ませた(成功)、という感じである。選択肢は前後左右の移動、選択した武器で攻撃、シールドで防御など毎回10通りほどあり、すべてノーヒントである。なお、間違った行動や時間切れの場合は問答無用でガンダムが破壊されゲームオーバーになるという理不尽なプレイ意欲をかき立てる仕様になっている。
ちなみに開発スタッフは、「好評なら続編を作る」と発言していたが、2020年現在、続編は製作されていない。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 機動戦士ガンダム
- プレイステーション
- バンダイ
- ガンダムゲーム(※ガンダムゲームの一覧の項目)
- シャア・アズナブル
- ガンダムタンク
- ガンダム大地に立てず
- アゴい彗星のシャア(ケツアゴシャア)
- 連邦軍最強のモビルスーツ(笑)
- 諏訪キャノン
- ラッキーボーイだぜぃ☆
- クソゲー
- LDゲーム
- 機動戦士ガンダム(実写映画)
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