※その他の「Sherlock」や「シャーロック」については →シャーロック
概要
イギリスが誇る名探偵シャーロック・ホームズがもし21世紀の現代で活躍していたら?
この作品はそうしたシャーロキアンが一度は夢に描くであろう『現代のシャーロック・ホームズ』を、ノートパソコンやスマートフォンを巧みに操り便箋の代わりにメールを、新聞の代わりにインターネットを利用するコンサルタント私立探偵シャーロックと元軍医で今はブログの管理人の相棒ワトソンの活躍を描いた探偵物語である。
放送されるとたちまち大人気となり英国アカデミー賞、最優秀テレビドラマ賞、エミー賞ミニ・シリーズ部門脚本賞を受賞している。
日本では2012年の夏休み期間にNHK BSプレミアムで放送された。絶妙な日本語吹き替えもさることながら、そのクオリティの高さからこちらでも人気となり、再放送も行われた。
2017年までにメインシリーズが4シーズンと、クリスマス・エピソード、特別編が制作されている。[1]
登場人物
- シャーロック・ホームズ - 演:ベネディクト・カンバーバッチ(声・三上哲)
- 超高慢で自信家の自称世界一のコンサルタント探偵。どんな些細なことも見逃さず、僅かな手がかりから物事を推理し警察が解決不可能と判断した難事件を解決する。 自分を天才だと本気で思っており、世界は自分を中心に回っているという俺様タイプ。
ジョンに対する扱いもぞんざいで、何かと馬鹿にしてはいるが、信頼はしている模様。但し、意外な一般教養を知らなかったこともある(本人曰く、自分には不要だから)。 - 重度のニコチン依存症で、タバコを断つと落ち着きが無くなる。また、事件が無いと退屈らしく、事件を探せと壁に銃を乱射したこともある。原典と同じく兄がいるが、関係は最悪の様子。
- ジョン・ヘイミッシュ・ワトソン - 演:マーティン・フリーマン(声・森川智之)
- シャーロックの相棒。原典とは異なり、主に「ジョン」と呼ばれる。シャーロックの日常生活における家政婦的な役割となっており、買い物や様々な請求書の支払いを(シャーロックが一切しないため仕方なく)担当しているという、結構扱いは酷い。
しかし、意外なところでヒントを拾ってきたり、元軍人のコネを生かして軍事施設への潜入を手助けしたりと捜査への協力は事欠かない。
未婚で、男と二人暮らしという点から、ゲイなのではないか?という疑惑が持ち上がったこともある。 - なお、原作のワトソンは第二次アフガン戦争の負傷兵であるが、今作のワトソンは2001年から始まったアフガニスタン紛争の負傷兵となっている。
- ジム・モリアーティ - 演:アンドリュー・スコット(声・村治学)
- シャーロックの宿敵。自身をシャーロックと対を成す「コンサルタント犯罪者」を自称する若い男。その頭脳は天才的で、全ての事件にどこかしら関わっており、自身がほぼ動くことなく人の命をゴミのように奪い去っている。
演技力にも長けており、シャーロックの強力な洞察力を逆に利用し、ゲイの扮装で近づく、マスコミを騙してシャーロックの捏造記事を書かせるなど、チートな主人公に対するチートすぎる悪役である。
関連動画
※かつてはニコニコ動画のBBCチャンネルでシーズン1~3が配信されていた。
関連生放送
関連項目
脚注
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