独立傭兵レイヴン
ストライダーの撃破 お見事でした
依頼を発行した私としても喜ばしい限りです
…申し遅れました
私はアーキバスグループ傭兵起用担当
V.Ⅷ ペイターと申します
以後お見知りおきを
V.Ⅷ ペイター(ヴェスパー・エイト ペイター)とは、ゲーム『アーマード・コアVI ファイアーズ・オブ・ルビコン』に登場するキャラクターである。
概要
第10世代であるペイターは現行最新の強化人間であり
コーラル代替技術の成熟によって極めて人格が安定している彼が時折見せる無自覚な無遠慮や共感性の希薄さは
おそらく強化手術とは一切関係がなく
本人の生まれ持った性質と見なせるだろう
新資源コーラルを求めて惑星ルビコン3に進駐している企業「アーキバス・コーポレーション」直属の強化人間部隊(アーマード・コア部隊)「ヴェスパー部隊」に所属する男性。
ACを使用した調査・戦闘任務と、部隊の輜重部門補佐官を務める傍ら、ルビコン3で活動している独立傭兵への依頼を管理している。アーキバスグループからの依頼は、基本的に彼がブリーフィングを担当している。
人物
ACシリーズの伝統として、アリーナプロフィール以外、一切の個人設定は不明。若々しい声の演技からすると20代中盤~30代くらいだろうか?
内心でどう思っているのかはわからないが、一介の独立傭兵に過ぎない主人公・C4-621(レイヴン)に対しても常に敬語かつ礼儀正しい(V.Ⅱ スネイルのような「慇懃無礼」ではない)態度で接する。職務に忠実であり、馴れ馴れしくはないが、冷徹でもない、理想的な仕事人である。
本人はいたって真面目なのだが、たまに抜けたところもある。V.Ⅳ ラスティの伝言をわざわざ「ラスティの声真似で」読みあげたり、緊急事態が発生した際には「ラスティ隊長とスネイル閣下から言伝がありますが そんなことよりあの化け物です」と些末な伝言をすっ飛ばしたりしている。
上司からは可愛がられているようであり、ペイター本人も恩義を感じている。特にV.Ⅲ オキーフのことは「オキーフさん」と親しみを込めた呼び方をする。直属の上司である輜重責任者V.Ⅴ ホーキンスにも「第5隊長殿」と敬称を欠かさない。
ただし、スネイルについては本人のいないところでは素で呼び捨てにしている。V.Ⅶ スウィンバーンのことも呼び捨てだったが、それはスウィンバーンが不祥事で部隊を追放された後の話であり、それを踏まえるとスネイルを内心どう思っているかが窺い知れる。
このような親しみやすい人物ということもあり、アリーナCランクが解放され、彼のプロフィールが明らかになると、プレイヤー達は一様に首をかしげることになるだろう。『無自覚な無遠慮や共感性の希薄さ』とは一体?
……それはゲーム終盤で明らかになる。
搭乗AC:デュアルネイチャー / DUAL NATURE
アーキバスグループ系列企業・シュナイダー社の軽量コア「NACHTREIHER/40E」と逆関節脚「KASUAR/42Z」をベースに組み上げられたAC。
FCSにファーロン・ダイナミクス製品を採用している以外、フレーム及びインナーはアーキバス系列の製品で構成されている、ヴェスパー部隊らしい機体。一方で搭載武装はシュナイダーとタキガワ・ハーモニクス製のパルスウェポンで統一しており、なかなか変わった個性を発揮している。
逆関節の跳躍力で敵機の近距離上空を抑え、右腕のパルスガンと右背のパルスキャノンを斉射し、隙あらば左腕のパルスブレードで斬撃。敵機の攻撃は左背のパルスバックラーで防御する。
NACHTREIHERの低出力補正を、重量級ジェネレータを搭載して強引にカバーしており、フレーム防御力の割には思ったほど機動力は高くない。バックラーのイニシャルガードも使いこなせているとは言い難く、攻撃を当てられさえすればすぐに煙を吹く。
単機戦闘を行うにはそれなりの練度が必要な機体だが、僚機との共同なら話は別。鬱陶しいパルス弾を雨あられと降らせればいやらしい陽動になるだろう。パルスアーマーを即座に破壊できるのも魅力。
「デュアルネイチャー」とは「二重の素質」転じて「二重人格」「二面性」。エンブレムはオレンジ色の盾に、胎盤で繋がれた背中合わせの双生胎児が描かれているが、胎盤から伸びたへその緒からは脳にも似た文様が広がっている。
ストーリー中の活躍
通常ルート
この節は、『ACⅥ』本編エンディングを 鑑賞後に閲覧することを推奨します。 |
独立傭兵レイヴン
直接やり合うことになるとは…
…旧世代型とは思えない強さだ
多くの依頼を
遂行してきただけのことはある…!
『レイヴンの火』及び『ルビコンの解放者』ルートでは、チャプター4『ヴェスパー部隊伏撃』にてホーキンスとペイターを待ち伏せ、始末することになる。
本作の例に漏れず、ミッションでは様々な台詞バリエーションが収録されている。どちらが先に攻撃を食らったか、どちらが先に不利になったか、どちらがレイヴンを追い込んだか、そして……どちらが先に撃破されたか。数回のプレイでは全ての把握が難しい程のバリエーションである。
手練れのホーキンスと若輩ペイター。お互いを庇い合う、一種の師弟関係のようなコンビだが、先にホーキンスが撃墜・死亡した際にペイターが発する言葉は、全プレイヤーをあっけに取らせた。
頼りになっていた上官の死を悲しんだ数秒後に自らの昇進を確信するスピード話題切り替えである。
ポイントは「ホーキンスの死自体は本気で悲しんでいる」こと。文面だと伝わりづらいが「う… ううぅ…」の部分は「沈痛な呻き声」そのものであり、決して笑いをこらえているわけではない。その後の切り替えが異常に速いのである。
さらにその後、残ったペイターに苦戦し、撃破された際には
…ホーキンスさんが空けてくれた番号
身が引き締まる思いだ
これを足がかりに
もっと上を目指さなければ…!
「上官」が「自分と同じ階級の人」と化した瞬間である。ペイター…恐ろしい子……!
なお、この『ヴェスパー部隊伏撃』をクリア=デュアルネイチャーを撃墜してもペイターは脱出しており、後のチャプター5『脱出』で再登場する。ホーキンスは死んでる。
『脱出』におけるペイターの肩書は、『ヴェスパー部隊伏撃』をクリアしている=ホーキンスが死んでいると「V.Ⅴ」を、クリアしていない=ホーキンスが存命していると別作戦で死亡した「V.Ⅵ」を引き継いでいる。よかったねペイター君。
C4-621がペイターらアーキバス部隊の包囲から脱出した後、ペイターは物語からフェードアウトする。少なくとも『レイヴンの火』エンディングではまず間違いなく死んでいるだろうが、仔細は語られない。
裏ルート
この節は、『ACⅥ』本編エンディングを 全て鑑賞後に閲覧することを推奨します。 |
司令部に報告
V.Ⅲ ペイター現着した!
!? 貴様は…
独立傭兵… レイヴンだな!?
貴様はヴェスパー第3隊長
オキーフ長官を殺害した…!
許せん…
あの方は常に私の成長を
見守ってくださった…!
チャプター4『ヴェスパー3排除』にてオキーフを暗殺すると開始する『賽は投げられた』ルートでは、チャプター5『失踪』にてペイターと戦うことになる。
逃走を図るレイヴンの前に飛来したのは、かつて惑星封鎖機構の執行部隊が持ち込み、今はアーキバスに鹵獲されたLC機体・AA16A。デュアルネイチャーとは段違いの空戦能力を持つ、ペイターの戦闘スタイルに合致した機体である。AA16Aが使えるとわかった途端、ノータイムでデュアルネイチャーを捨てるペイターが容易に想像できる
ペイターの階級もオキーフを引き継ぎ、しっかり「V.Ⅲ」に変わっている。
こちらでもペイター節は相変わらずである。むしろ前触れなしに突然切り替わるので余計に怖い。
ペイター機のAPを先に減少させる、自機のAPが先に減少する、ペイター機のAPが50%以上/以下で自機が撃破されることで台詞が変化する。ここでは割愛するが、ペイター機AP50%以下の状態で自機がやられた際の発言の傲慢さは必見。
おかしいな…
私はまだ… これから…
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関連項目
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