シロ(ボンバーガール)とは、ボンバーガールに登場するキャラクターである。担当声優は東山奈央。
概要
シロはボンバーマスターを目指すごく普通なボンバーガール!
勝っても負けてもいつも楽しく一生懸命戦うシロは、今日も青春真っ只中!「青春はバクハツだーっ!」
趣味:おさんぽ!あとは笑うこと!他はえーと、おさんぽ!
好き:楽しいこと!でも楽しくないことも結局楽しくなるから、全部好きです!
嫌い:あるかなー無いかなー…うん、多分無いです!
(公式サイトより)
ゲームのキービジュアルでセンターを飾る主人公格の女の子で白ボンをモチーフにしており、鞄や髪飾りなどにそれらが見られる。このゲームのナビゲーターの一人でSNS発信は主に彼女が担当しているが、その際に語尾がどこかの方言になることがある。時折中にオッサンがいるかのような発言になることも。
「青春はバクハツだーっ!」という言葉が好きな元気印。底抜けに明るい性格だが、公式からは初期設定で「THE・バカ」とすら言われてしまっている、いわゆるアホの子。「アホ+巨乳」というデザインコンセプトが一発で通ったらしい。本作公式漫画のボケ筆頭。
そんなおバカエピソード山盛りの彼女だが、ゲーム本編や好感度セリフでは純情乙女のいい子なので漫画しか知らない人には是非その心根を見ていただきたい。ストレートなアプローチに陥落したマスターも多い。本編と漫画で最も差の激しいキャラクター。
本作の恒例行事である水着イベントでは真っ先にアイテムが実装された(白と水色のボーダー柄or白一色&紐ビキニ)。このときの大破絵は普段よりも際どい演出で、水着シロが大破状態になると髪留めの白ボンが彼女の胸元を凝視している絵を見られる。2019年の自身の誕生日イベントで手に入るシロの髪飾りを装備するとゲーム内の立ち絵が公式漫画版にデフォルメされる。これは同年のエイプリルフールネタでも使われ、以降他のキャラクターも順次髪飾りが実装されるようになった。
2019年6月に開催された運動会イベントでジャージブルマが専用アイテムとして追加された。もちろんシロに着せると絵も変化し、活発な面が強調されている。絵でボムを持っているが、状況に応じてボムに書かれる文字も変わる。普段は「体」、勝利時は「勝」、撤退・敗北時は「負」になっている。普段は見えないがジャージの下に体操服も着ており、大破絵でそれを見ることができる…とはいえ下の服はゼッケンを除いてほぼ吹っ飛んでいる。その表情も薄い本を想起させるもので、目のハイライトを消してよりそれっぽくする職人まで登場した。以後、各キャラクターで専用衣装が登場する際の恒例行事となる。
余談だが初期のロケテストではシングルミッションのCPUは全てシロで統一されており、公式からシロ軍団と呼ばれていた。そのため自操作キャラもシロにすると、シロオンリーの4vs4という状況を簡単に作れた。
2019年夏にはスマホゲーム「プロ野球スピリッツA」の応援キャラクターとしてゲスト出演。本作出身キャラクターとして初めて他作品に出演を果たした。しかしゲームに出てくる方ではなく漫画でのデフォルメ版であり、本作を知らないプロスピプレイヤーには混乱を招いた。
ゲームにおいて
ステータス | HP | BOMB(初期 / 最大) | FIRE(初期 / 最大) | SPEED(初期 / 最大) |
---|---|---|---|---|
大 | 2 / 5 | 1 / 5 | 2 / 5 | |
スキル | スキル1 (使用可能レベル) |
スキル2 (使用可能レベル) |
追加スキル1 (使用可能レベル) |
追加スキル2 (使用可能レベル) |
スクリューボム! (Lv2) |
スーパーウルトラボム! (Lv5) |
飛んでけボム! (Lv4) |
スーパーウルトラ なんちゃってボム! (Lv4) |
シロはボマーの中でも、
たくさんのブロックをまとめて壊すのが得意なボンバーガール。
一気にブロックを壊して素早くアイテムを集め、
敵のベースやタワー付近のブロックをまとめて壊そう!
(公式サイトより)
全キャラでも平均以上のステータスを持っており、初心者にも扱いやすいクセの無いキャラである。そのため、初心者だけでなくボンバーマンシリーズに慣れた人にもうってつけの性能を持つ。
広範囲への攻撃とソフトブロックの除去を得意とするため、相手ブロッカーがベース周りに大量に設置したソフトブロックを一掃することも可能。そのため、ブロッカーにとってシロは天敵とも言える存在。スキルを駆使したソフトブロック除去力は他の追随を許さないほか、相方や仲間の相性にも左右されにくいのもチームでは利点として働く。
追加スキルのスーパーウルトラなんちゃってボム!の登場により、より前線を切り開きやすくなった。しかしスキル枠を圧迫するというデメリットもあるため、チャージするスキルは常に意識する必要がある。
欠点としては「自分がボムを置ける場所」にしか影響力が無いことだが、プレイヤーの扱い次第で大化けしやすい。最初から選択できるキャラにも関わらず、トッププレイヤーの間では最強キャラクターに挙げられることもある。特に爆弾の起爆管理などのボンバーマンの地力がある人が使うと手が付けられなくなる場合もあり、主人公格の面目を見事に保っている。
スキル
- スクリューボム!
- トゲのついたボムを設置。その爆風はソフトブロックに遮られないが、敵のボムは貫通しない。
- シリーズ作の「貫通ボム」に相当。スキルのCT(再使用時間)のため、連発こそできないが、序盤のソフトブロック固まる道中を切り開くのに最適なスキル。
- 後半の対敵ボンバーガール戦を考慮すると「飛んでけボム!」の必要性が高まるが、低レベルで使用できることから序盤のシロの進軍速度を決定づけるスキル。このため火力アイテムは早めに集めておきたい。
- 通常のボムと異なり離れた位置でも近ボム相当のダメージを与えられる。
- 味方も同じように離れていても長スタン扱いとなるため注意したい。
- 応用技として、ゲートの高速破壊にも使える。貫通した爆風は1マス毎に当たり判定があるため、ゲート横で使うと届いた火力分重複してダメージが入る(横からゲート3マス分まで爆風が届いた場合、隣接ボム3発分のダメージを一気に与えられる)。
- ハードブロックは貫通しないが施設は貫通するため、特に見えづらいベースの裏で使うと正面にいる相方の前衛を長スタンさせかねないため注意。
- スーパーウルトラボム!
- 飛んでけボム!
- 1マス正面のボムを、2マス目の障害物を無視して3マス目の遠方へ投擲する。オレンのダンクブレイドと異なり、高い壁も越えることができる。
- シリーズ作の「ボムパンチ」に相当。投げたボムは爆破時間が1.5秒延長される。
- ボムで囲まれてもこのスキルで脱出できることもある。
- ボトルネックのボムブロックを投げ飛ばすのにも使える。相手がボムの真上にいるとすぐ置きなおされる可能性が高いため、離れた瞬間を狙うとよい。クロキックと異なり爆発時間の延長があるためダメージをくらうリスクは低い。
- 敵ベースの入り口をガチガチに固められたり、ゲートが残っている状態でも外から攻撃できる手段になる。この場合は爆風をボムでブロックされないスーパーウルトラボム!との併用が一般的。
- 投げる先にボムがあると重なる。どちらかが消失することはなく、片方が爆発した時点で誘爆し両方味方ボムなら施設には2つ分のダメージになる(対キャラの場合を筆者は知らないだが、おそらく2つ分のダメージになると思われる)。
- 飛んでいる間のボムはボムに干渉するスキル(ウォールマジックなど)の影響を受けない。
- カットイン付きの「スーパーウルトラボム!」も使えば簡単には倒されないタフさが生まれることがシロをトップレベルで通用する強キャラにしている。
- 追加スキルではあるが、中位以上でのバトルに彼女を起用する場合は必須のスキル。
- スーパーウルトラなんちゃってボム!
- 一見スーパーウルトラボム!を放ったように見えるが、爆風が出ずにびっくり箱のような中身が飛び出すボムを設置する。自身から爆風は出ずダメージやスタンを与えることはないが他のボムからの誘爆はする。
- 通称「SUNB」。敵からの見た目はSUBと同じだが、味方にだけは判別が付くように「ニセモノ」の札が貼られている(相手側からこの札は見えない)。
- ホンモノと異なり無敵はない。つまり無敵回避に使用した(そして成功した)場合は100%ホンモノであるとわかる。
- 特に前線のボトルネックで敵と膠着状態に入っているときにこれを撃つことでボトルネックを抜ける手段にできる。単に撃つだけでなく誘爆や飛んでけボムとの併用で相手をかく乱させることができる。
- もう一つの用途として、「火力ゼロのボム」、即ち「自爆しない盾」としての運用法があり、ベース内で敵の進路妨害&自分の撤退ルート確保のために置けるようになると利便性は劇的に上がる。
- 問題点はこのスキルを使うために他の便利なスキルを一時犠牲にしなくてはいけないこと。役目を終えたら早々に他のスキルと入れ替えよう。
- 他のスキルが有用すぎるのとガチャで引く必要のあるスキルのため、こちらをバトルで使うプレイヤーは少なく、相手からは爆発するまでどちらかわからないため使いどころを誤らなければ相手の隙を生み出せる。
SNSの漫画において
概要の項でも触れたが公式漫画ではボケ筆頭であり、真面目な顔が描かれることはほとんどない。本編とあまりにキャラが違いすぎるため、本編の彼女と分けるという意味で漫画のシロは「ツロ」と呼称されることがある(水着ゼッケンの書き間違いが由来)。作者にとっても扱いやすいのか登場回数もダントツであり、彼女がいない回は比較的平和な展開もある。特にたるみ切った表情はユーザーやスタッフの間でも印象に残ったのか、コラボカフェで「TARUMIうどん」というメニューまで作られた。
ネタを振ることも多く、アクアの実家であるアクアブルー城がバトルフィールドになったのは彼女の「新しいフィールドがないならアクアちゃん家でやりましょうや」という一言から(と漫画内では言われている)。また漫画内での負傷率も高く、オレン・エメラと遺跡探索をしたときはトラップの矢を大量に浴び、アサギ初登場の回では頭部を一周縫うという大怪我を負った(ギャグマンガ補正で次のコマには完治している)。
とはいえボケ一辺倒という訳ではなく、他のキャラクターのネタ解説やツッコミをすることもあり、漫画内でイベントなどが開催されるとクロと一緒に司会を担当することも。
関連動画
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関連項目
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- ページ番号: 5590733
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